正しい姿勢で集中力を高めよう!@倉敷市立南中学校①姿勢教育の必要性
■ 体幹 = 腹筋 ??
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井原市立荏原小学校 学校保健委員会
「よい姿勢は元気のもと」
~ 体幹をきたえよう ~
「体幹」と聞けば「姿勢」「スポーツ」「トレーニング」などのキーワードが頭に浮かぶほど、
とても一般的な言葉になってきました。
体幹とは手足を除いた胴体部分ですが、それがなぜ重要なのか、どのように使うのかを
体得している方はまだまだ少ないのが現状です。
インターネットで検索すれば、体幹についての説明や体幹のトレーニング方法などは
いくらでも探すことができます。
かつては「体幹トレーニング」=「腹筋運動・腹筋エクササイズ」のイメージが強かったのですが、
いまでは様々な情報によってそのイメージは少しずつ変化しています。
しかし、未だに腹筋に力を入れればそれが体幹を強化できるものだと信じ、腹筋のトレーニングで
姿勢を改善しようとしたり、腰痛の改善をしようとしている方を多く見かけます。
■ 腰痛や姿勢が改善しない人の体幹トレーニング
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正しいからだの使い方ができていればそれなりの変化はあるのですが、
姿勢改善が目的なのに猫背になり背中が痛くなったり、腰痛改善が目的なのに
改善しないばかりかさらに腰痛が悪化したり。
姿勢改善や腰痛改善のために体幹トレーニングは好ましい運動です。
変化や効果が出ないのは、やり方やからだの使い方が間違っているからです。
トレーニングというと力を入れて動くイメージがありますが、体幹の働きは
からだや手足が動く前にからだ全体を安定させることが重要になります。
いきなり動くのではなく、安定させるために働く機構を正しくうまく使えるように
コンディショニングすることから始めなければなりません。
■ 体幹トレーニングの前に正しい○○ができること
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そのためには腹筋に目いっぱい力を入れるような運動ではなく、からだ全体を
安定させるために働く腹部の筋肉が正しい動き方をするように使います。
それは「息を吐く」こと。
① ゆっくり細く長く吐く
② やや強めに吐く
③ 強めに短く吐く
いずれも使われている腹部の筋肉はお臍よりもかなり下の方で感じます。
その感覚がつかめてきたら、少し強めに吐いてみます。
すると先ほどまでよりはほんの少し力が入ったように感じるでしょう。
腰痛の予防や姿勢の改善のためには、まず息を吐いたときに使える腹部の筋肉が
正しく適切な強さで使えることが大前提です。
これをマスターしてから様々な動きに対応できる腰部の安定を図り、腰痛を引き起こさない
からだづくりに進んでいきます。
いくら腹筋の運動をしても改善しない方は、やり方やからだの使い方を見直し、
正しい方法を身につけましょう。
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