子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
■ なにをしてもぎこちなさが目立つ子どもの増加
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備前市幼稚園・こども園 教育研究部 研修会
「子どもの姿勢を考える」
~ 体力・学力・脳の働き ~」
朝から午後まで過ごす幼稚園では、屋内外での遊びやコミュニケーション、時間の感覚や
物事の規律など様々な経験を積みながら、小学校に入学するまでに必要なことを
身に着けています。
入園当初はうまくできなかったことも、次第にできるようになっていきます。
成長とともにできるようになることは年齢を重ねることでうまくなりますし、
初めて経験することは慣れることで上達します。
しかし、一般的にはこのくらいになればできるであろうと考えられる年齢になっても、
ぎこちなさやできないことが目立つ子どもが増えています。
■ 将来の日常生活に困るかもしれない不器用さ
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例えば、「手の使い方」。
箸を正しく持てない、鉛筆を正しく持てない、服のボタンの止め外しがうまくできない、
紐を結べない、ボールを投げるなどの際に力加減がわからないなど。
2~3歳くらいであれば、これから上手くなるだろうと思いますが、日常の生活での動作は
日々の積み重ねによって細かいことも巧みになってきます。
幼稚園に入園するくらいであれば、園での生活に困らないくらいの生活習慣は
身についているはずです。
手の使い方が下手な子どもには何が起こっているのでしょうか。
■ 姿勢の悪さと不器用さ
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ひとつは、手に限らず、からだ全体に言えることですが、姿勢の悪さです。
この姿勢が悪いということは、自分自身のからだをコントロールする力が備わっていない
ということです。
主に「体幹」の支える働きと体幹と手足を連動させてしなやかに動かす働きが、
からだの大きさに見合っていないまま動いてしまっています。
また、場面や状況に応じてその事象を適切に判断し、巧みに動かす能力が未熟なため
感情が先行したり、判断を誤ったまま行動することにもつながっています。
これらは、安定したからだがあるからこそ、周りの情報を正しく受け取ることができ、
それらを統合して適切な判断に基づいた行動を起こすことができるのです。
「手先が不器用」なのは、生まれつきではありません。
性格でもありません。
大人の判断で決めつけないで、姿勢づくりの体幹コンディショニングによって
安定したからだの使い方を遊びながら身につけさせてあげましょう。
●/●/● 幼児・小学生の姿勢と体づくりのバランスボール講座 ●/●/●
*** 子どもの姿勢がよくなる!! 体幹コンディショニング ***
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
まずは、よい姿勢づくりから。
よい姿勢は全ての動きの基本です。
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
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