岡山市立西大寺南小学校講演会 ~正しい姿勢で集中力を高めよう~ 【後編】
■ 腰痛に悩みながらの仕事
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社会福祉法人 鷲山会
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
岡山シルバーセンター
「介護職員のための腰痛予防」研修会
介護職員の離職理由に挙がっている腰痛。
介護施設や事業所が人手不足になるということ以上に、日本全体のこれからのことを
考えなくてはいけない問題でもあることを、どれだけの人が気づいているのでしょうか。
介護の仕事をされる方は、要介護の方の日常の生活全般を支援しています。
その中でも身体介助では、前屈みの姿勢が多く、また、その姿勢のまま維持する場面もあり
どうしても腰への負担が増えてきます。
日常的に行われる介助の動作ですから、「腰が痛いから今日はしない」ということは難しいです。
ではどうするかというと、痛みを我慢したり、あまり前屈みにならないようにします。
また、腰を保護するために他の部分に負担をかける代償動作を行いながら、なんとかごまかして
続けます。
それでもからだは騙せず、やがてはコルセットを巻いて仕事を行うようになり、
コルセットをしないと仕事どころか、生活事体にも支障が出るようになります。
■ 介護職員が要介護状態?!
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この腰痛は介護職自身の将来を考えると、非常に心配な状況なのです。
職業病だから仕方がない、コルセットを巻けばなんとかなっているから、という考えでは
済まされないことがからだに起こっているのです。
それは、『介護職員自身が要介護状態になるリスク』を抱えていること。
運動器に何らかの障害が起きていて、要介護状態あるいは要介護のリスクが高まっている状態を
『ロコモティブ・シンドローム』といいます。
介護職員の腰痛はこの状態に近づいているといえます。
腰や背中を曲げたり、反らせすぎたりすることで、背骨や椎間板には常にかなりのストレスを
かけ続けています。
その状態を何年も続けていると・・・
■ 腰痛を防ぎ、改善し、仕事を長く続けるには
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職業上の動作自体が前屈みの姿勢や、前屈みのまま入所者や利用者のからだを動かしたり、
支えたりするので、どうしても腰への負担は多くなります。
しかし、腰を守るためのからだの使い方を身につけている人と、その使い方を全く知らずに
腰に負担をかけ続ける使い方をしている人では、腰痛の程度はかなりの差が出てきます。
腰を痛めないためには、「腰に力を入れないこと」が重要。
腰を保護し、よい姿勢を保つための体幹の筋肉を活性化させ、正しいからだの使い方、
特に前屈みの姿勢でどう動くかを早急に身につけて実践しましょう。
介護職員自身の介護予防と離職予防のためにも。
腰痛改善の正しいからだの使い方と体幹コンディショニング
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●・・●・・● 姿勢を調え、運動効果を上げるからだづくり ●・・●・・●
《 フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室 》
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
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