正しい姿勢で集中力を高めよう!@倉敷市立南中学校①姿勢教育の必要性
■ 姿勢教育は形を教えても変わらない
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鳥取県境港市立上道小学校 児童の姿勢改善のための教職員研修会
「子どもの姿勢を考える
~体力・学力・脳の働き~」
今年度の学校経営の重点指導内容のひとつが「体幹を鍛える」ことです。
まず、児童に向けての授業で、体幹コンディショニングの流れを伝えました。
正しい座り方が楽になることも実感し、体幹コンディショニングを続けることで
「姿勢が良くなるかも・・」という感じはつかめたようです。
これを学校で実践するには、先生方が自分自身のからだの変化を感じた上で、
児童に教えることが大事だと考えます。
大人はよい姿勢の形は知っているので、その形になるように教えます。
しかし、形だけを作っても長続きしないのであれば、それは効果的な指導ではない
ということになります。
■ 大人がしんどいことを子どもに教えている矛盾
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体育の授業などでは体育座りをさせますが、「姿勢を正して!」と言われた姿勢をすると
きつくて長く維持することはできないです。
大人も同様で、腰や背中が痛かったり、脚の付け根辺りの力が抜けなかったりします。
とうことは、大人ができない・しんどい姿勢を児童には「しなさい!」と指導しているのです。
では、できないからしなくていいのか、それとも無理矢理させた方がいいのでしょうか。
いずれでもありません。
できないことを無理矢理させても、嫌になるばかりです。
やり続けていればできるようになるからと、自らを奮い立たせるほど意識の高い人は
どのくらいいるでしょう。
■ 体幹の強化・機能向上は組体操の事故防止に必須
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子どもは楽しいことはやりたがりますが、しんどいことはやりたくないです。
でも、ちょっとしんどいけど、やったあとは身体が楽になって、気分が良くなれば
またやろうと思います。
いつもと同じ感覚で座ったら軽く座れて、しんどくない。
いつもよりは長く座れる感じがして、やってみたら本当に長く座れた。
そんな実感ができれば、ちょっとだけ頑張ろうと意欲が出てきます。
体幹コンディショニングは、普段はあまり動いていない関節を動かすので、
硬いとか、動きにくいと感じることもあります。
左右差に気づくなど、普段の生活やスポーツなどでは感じなかったことが分かり、
コンディショニング後は姿勢や動作にとても重要な「中心の軸」が調ったことを実感します。
「からだの中心の軸」を調える「体幹コンディショニング」は、無意識に姿勢や動作が安定し、
力強さを発揮するための土台を作ります。
自分の身体を安定させて支えることができ、どんな動きにも対応できるしなやかさや
力強さがあるからこそ、組体操で上の人達を支えられるのです。
段数を少なくするような甘い対応は、ケガを減らすことにはなりません。
身体の根本から作り直すことが急がれていることに気づいていますか。
組体操の事故を無くすためには、「体幹コンディショニング」による体づくりからです。
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『家庭でできる!姿勢教育
~親が学んで、子に教える~』
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