子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
■ グー・チョキ・パーは有効か?
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鳥取県境港市立上道小学校
健康教育参観日および拡大学校保健委員会
「姿勢のプロになろう!
~からだ・こころを育む~」
子どもの姿勢の悪さに対し、かなりの学校が姿勢改善のための取り組みをしています。
授業の前の姿勢の確認としては「グー・チョキ・パー」が行われることもあります。
「グー」は、机とお腹の間隔のこと。
「チョキ」は、肘を直角に曲げてチョキで挟める高さが適切な机であることの確認。
「パー」は、両手でつくったパーの親指と小指の長さが机と目の距離のこと。
適切な高さの机と椅子で、お腹や目と机との距離が最適になり、これで良い姿勢になりました。
本当でしょうか?
子ども達は授業中この姿勢をずっと維持しているのでしょうか。
ほとんどの子どもはすぐに崩れます。
それも数秒で。
現場を知っている先生方は苦笑いをされます。
家庭で子どもの姿勢が気になり、常に声をかけている保護者も「3秒で背骨がグニャ」には
ウンウンと頷かれます。
■ よい姿勢を維持するからだの機能とは
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よい姿勢を維持するには、何が必要なのでしょうか。
多分、筋力という答えが一番多いのではないでしょうか。
確かに筋肉の力は必要ですが、強ければ強いほど良いかというとそうではありません。
座っている時の姿勢をイメージしてみましょう。
足の裏は床に着いていますが、椅子に座っているため、お尻は椅子の座面に着いています。
姿勢を見る時には骨の並びで見るのですが、お尻の骨というと骨盤です。
骨盤の上には背骨が積み上がっています。
背骨は横から見るとS字カーブといわれる弯曲がありますが、正面から見ると
からだの真ん中を通るように真っ直ぐです。
背骨の上には頭が乗っかっています。
骨が積み木であれば正しい位置に積み上げていけば、崩れることなく、いつまででも
その姿勢を維持することはできるでしょう。
しかし、私たちの骨は積み木ではなく、関節運動をしますので動くことが前提になっています。
骨がどうやって動くかというと、骨と骨をまたいでつながっている筋肉の収縮・弛緩によって
動きます。
その筋肉は脳からの指令を脊髄からの神経によってやり取りをしています。
■ 正しく動くこと、正しいからだの使い方を学習することが重要
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これらのことを考えると、姿勢を維持するためには、骨の並びを調えるだけでは
成り立たないということです。
筋肉が適切な力を発揮しつつ、持続的に働いていること。
その状態をコントロールする司令塔が働いていること。
この、「脳・神経」「筋肉」「骨」がいかなる姿勢や動きにも対応できる状態にあるから
座っている姿勢が安定し、走ってもボールを投げてもしなやかに動けるのです。
形だけを教える姿勢教育は、筋肉に無駄で過剰な緊張を強いることになります。
それは、体の硬さを助長し、肩・腰の疲労やケガの原因にもなるのです。
まっすぐ立つために必要なからだの機能を一つずつ積み上るために筋肉を働かせ、
関節を動かし、からだや関節の位置関係や力の具合をその都度、神経を通して脳とやり取りをする。
何でもいいから運動をさせよう、は間違いです。
まずは、正しいからだの使い方が無意識にできるからだづくりからです。
姿勢がよくなるからだの仕組みである「脳・神経」「筋肉」「骨」を
しっかりと作るには幼児期~小学生低学年が最適です。
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幼児・小学生の体幹コンディショニング教室・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢と体づくりのバランスボール講座》
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
まずは、よい姿勢づくりから。
よい姿勢は全ての動きの基本です。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり
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★ スポーツ障害の予防
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★ 偏った使い方の改善
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「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
《幼児クラス》
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