シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
■ 子どもの逞しさは環境から
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岡山市立浦安幼稚園 家庭教育部 研修会
「子どもの姿勢は生きる力!
~からだ・こころを育む子育て~」
浦安幼稚園は岡山市の南部に位置し、土や緑が多く、ゆったりとした空気を感じる住宅地に
あります。
幼稚園近くの畑では1年を通して季節の野菜を植え、土に親しむことができる
恵まれた環境が広がっています。
子ども達が自分で植えた作物の成長を見て、採れたての新鮮な野菜を味わうことができることは、
とても素晴らしい経験になります。
大地の恵みを肌で感じ、いのちを頂くことを学べる機会が設けられている幼稚園です。
寒い時期でも子ども達は園庭でしっかり遊びます。
靴を脱いで裸足で遊具に上ったりぶら下がったりする子どももたくさん見受けられ、
生活環境が逞しさを育てているようです。
さて、この「生活環境」。
慣れてしまうと、何も感じなくなり、当たり前のこととして日々流れていきます。
当たり前すぎて、不思議とか疑問に思うこともないまま受け入れていますが、
子育てや子どもの現在・未来について考えた時、現状のままでいいのでしょうか。
生活習慣が病を引き起こす時代です。
生活環境も生活習慣に大きく影響を及ぼしています。
■ 通学の今昔
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例えば、身体活動。
簡単なことでは「歩く」こと。
どこかに出かけるとしたら移動手段は?
公共交通機関、車、自転車、徒歩など、環境によって異なりますが、通勤や通学など毎日の
繰り返しになるとそれは生活習慣です。
小学校の通学は6年間です。
ある小学校に通う児童達は徒歩かバスで通学します。
また徒歩も学校まで数十メートルの児童もいれば、40分くらいかかる児童もいます。
バスの場合も自宅からバス停までが数メートルの児童もいれば、1kmくらい歩く児童もいます。
通学だけでも歩く距離には個人差があり、6年間の積み重ねは体力要素に大きな差を
もたらすことが考えられます。
昭和の初期の頃に小学生だった方は、通学が片道「2里」というお話を聞いたことがあります。
同じ年代の方々は、「昔は歩くしかなかった」と口々に言われますから、日常の中で
生活習慣として自然に足腰を鍛え、体力をつけていました。
それが「しんどい」とか「疲れる」という感覚はあまりなかったようです。
それしかなかったから当たり前だったので。
■ 赤ちゃんや子どもが活動的に遊べない環境
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私たちは歩かなくなってきました。
歩かなくなった生活習慣がもたらしたものは・・身体活動不足・運動不足。
子どもは生まれた時から身体活動不足の生活環境が当たり前。
身体活動不足は赤ちゃんの時から。
動けない・動きにくい状況で歩けるようになり、身体活動不足の環境で遊び場が少なく、
ボール遊びができない公園など、遊び方を制限されている子どもたち。
からだを動かすことの楽しさを知らず、背中を丸めて座り込んで遊ぶことが楽しいと感じる子どもたち。
この状況で子どものからだがしっかりと育つでしょうか。
今すぐにできることから変えませんか。
あそびながらケガをしない逞しいからだとこころを作りませんか
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姿勢がよくなる!!
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山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢と体づくりのバランスボール講座》
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
まずは、よい姿勢づくりから。
よい姿勢は全ての動きの基本です。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
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「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/