正しい姿勢で集中力を高めよう!@倉敷市立南中学校①姿勢教育の必要性
学校法人 ベル学園 岡山医療福祉専門学校
介護福祉科 卒後研修会
「腰痛になりにくい体づくり」
介護の現場で働く方にとって「腰痛」は離職の理由にもなるほど深刻な問題となっています。
就職前から腰痛の経験がある方は、用心のためコルセットを巻いていることもあります。
また、腰痛とは無縁だった方でも、軽く腰の張りを感じ始めたまま仕事を続けるうちに
ひどくなって、治療に通うにもその時間が取れず、さらに悪化させる方もいます。
介護の現場においては、身体介助など介護作業で介護職員の身体的負担はかなり大きく、
「腰痛」になりやすい職種として多くの方がイメージを持っています。
家族の介護をされる方にも身体的負担として、「腰痛」はかなり高率で起こっているようです。
では、その「腰痛」をどのようにして防げばいいのでしょうか。
今回の介護福祉士向けの研修会では、3つのポイントを伝えました。
①姿勢
②天然コルセット
③股関節
これらが上手に使えることで、腰への負担はかなり軽減されます。
また従来の動作を続けても少々のことでは腰痛を起こさなくなります。
①姿勢は、腰痛だけではなく、私たちが日常動作を行う上では基本中の基本です。
姿勢が悪いと肩も凝りますし、膝も痛くなります。
肩こりからの頭痛や、膝の痛みが続き、気づいたら膝の関節が変形していることもあります。
まずは、正しい姿勢で座れること。
歩行や介助の際にその姿勢を保てること。
そのためには②天然コルセットが力強く働くことが必須です。
外側に巻くコルセットのように、体の内側に同じ働きを持つコルセット状の筋肉があります。
これを動作に見合うだけの筋力を発揮させれば、腰部や背部の筋肉に過剰な負荷を
かけ過ぎに、円滑に動作が行えます。
この筋肉は呼吸によってトレーニングしていくのですが、しっかりと使えているのか、
他の部分に無駄な力を入れていないのかを、からだが正しく認識しながら
強くしていくことが重要です。
残念ながら、始めから上手く使える人はほとんどいないし、
使い方が分からないと言われることが断然多いのが現状です。
介護職の方だけでなく、普通に生活をしている若い方から高齢者や子どもまで、
この使い方が身についていないから、「腰痛」になる人が少なくはなさそうです。
コルセットを徐々に締めるようにイメージをして、ゆっくりと息を吐きながら、
お腹の筋肉の収縮を感じてみましょう。
お腹以外は脱力で。
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・・腰痛改善のための正しい体の使い方を習得できます・・
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
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