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「思い込みによるよい姿勢は間違い」保育園幼稚園小学校 教職員研修会 @備前市香登小学校区

テーマ:講演・研修会

備前市立香登小学校・香登幼稚園・香登保育園・大内保育園教職員 研修会

「児童の姿勢改善講習会」

備前市立香登小学校区1


備前市立香登小学校では、今年度の学校経営の中に「体幹を調えてよい姿勢をつくる」ことを
基礎として様々な取り組みを行っています。

これは、昨年度の学校保健委員会で「体幹を調えてよい姿勢づくりの運動」を行った際の
児童のからだの使い方や表情の変化がきっかけでした。
体育の授業や休憩時間の遊びでは見られない児童の様子が、
先生方には良い意味で衝撃的だったようです。


「これは学校で取り入れて、子ども達の可能性を伸ばしてやらないといけない」
「小学校だけで取り組むのではなく、地域の保育園や幼稚園も一緒に実践して、
連続した流れの中で子ども達を伸ばしてやりたい」

校長先生の熱心な思いから、小学校区での研修会が形になりました。


研修会の始めの時間には保護者の参加もあり、姿勢から起こるからだのおかしさの現状や
姿勢の成り立ち、子どものからだが育たない理由など、子育てを振り返っていただくお話でした。

コンディショニングでからだが調うとはどのようなことかを、股関節で実践してみました。
左右の動きに差があることも気づかずに毎日動いていることが、
今後どのような影響があるかに気づき、小さな動きで動かしやすくなる、
軽くなることを実感しました。

動かしやすくなったうえで、関節の安定性を高め、動きに見合った筋力や神経の働きを
高めていくことで、さらにダイナミックな動きが円滑に行えるようになります。


そのためには姿勢が調っていること。
動くためには各関節が滑らかで、動きに応じてタイミングよく筋肉が力を発揮してくれること。
そこには神経の働きも重要です。

私たちは絶えず動いています。
重力という見えない力を常に受けながら、その中でいかにより最適なからだの使い方が
できるかは、重力とどのように適応していくかをどれだけからだと脳が学んだかによります。

私たちは無意識に動いていますが、個々の動きを見てみるとそれぞれで動きは異なります。
例えば、「歩く」こと。
人によって歩き方は十人十色。

内股で歩く人もいれば、外股で歩く人もいる。
前屈みで歩く人もいれば、反り返って歩く人もいる。
同じ「歩く」なのになぜ違うのか。

それは、今まで生きてきた何年、何十年の人生において、重力をどのように受け止めるかの
からだと脳の学習が人それぞれ異なっているからです。

「歩く」ことは誰でもできるのだから、個々の差があってもいいのではないかと思いますが、
重力は誰に対しても同じようにかかっています。
であれば、その受け止め方は同じはずなのです。
同じであれば、誰もがよい姿勢になるはずなのです。

子どもであれ、大人であれ、重力をどのように受け止めて
正しく動くかということを改めて学ぶと、無意識のからだの使い方が
慣れや癖によって正しくなかったことが明らかになってきます。


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保護者のための
「子どもの姿勢改善講座」を開催します。

『家庭でできる!姿勢教育
~親が学んで、子に教える~』

詳細はHPにてご案内しています。
http://cosmos-c-c.jimdo.com/

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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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