「子どもの姿勢を考える」セミナー@さん太マルシェ 山陽新聞創刊135周年感謝祭
岡山市立旭東小学校 教育講演会
「正しい姿勢で集中力を高めよう!」
~よい姿勢は生きる力~
「姿勢が悪い」ことは悪いこと。
だから「姿勢を良く」した方がいい。
悪いよりは良い方がいいから。
姿勢の良し悪しについてこのように考えますか。
では、「姿勢が悪い」ことが子どものからだにどのような影響があるのでしょうか。
どのようなことが思い浮かびますか。
例えば、目が悪くなる。
背中を丸めて猫背になると、机と目の距離が近づきます。
また、肘を机についたり、腕枕のようにして頭を乗せたりすると、
さらにノートと目の距離が近づきます。
この時は、顔を横に向けて首やからだを捻った姿勢でノートを書いています。
運動や体力面で考えると、動きにくそうですね。
猫背で腰が落ちた立ち方をしたまま歩くのと、すっと伸びた姿勢で歩くのでは
歩幅が違います。
腰が落ちたまま足を前に出して歩いても、体重移動が上手くできないため、
思うほど前には進めません。
ということは、走るのも気持ちは前に行こうとするけど、
からだはあまり進んでいないということです。
また、股関節周りや足の筋肉の使われ方が異なってきます。
猫背で腰が落ちた姿勢を保つために普段から使い過ぎの筋肉をさらに酷使し、
よい姿勢で当たり前に使える筋肉は、ほとんど使われないまま偏ってしまうのです。
他にも挙げればキリがないくらいありますが、考えていただきたいのは子どもの健康。
まだまだ成長していくからだがこのままでいいのでしょうか。
姿勢が悪い、よく転ぶ、集中力がない、危険なことが分かっていないなど、
小学校に上がる前にはある程度は身についていることができていない。
では、小学生~中学生と大きくなればそれなりにできるようになるのでしょうか。
答えは「NO」です。
できないだけではなく、さらに悪化することもあります。
例えば、運動やスポーツをすればするほど痛みやケガが増える。
しっかりと練習をすれば上達をすると思いがちですが、そもそもからだが上手く
使えていないのに、そのからだで練習をすると無理が祟ってしまいます。
運動やスポーツなどからだを動かすことは、子どもにとっては心身の発達に
非常に重要です。
ですが、動くためのからだではない、動けば壊れるからだで動くことは逆効果です。
姿勢を見れば一目瞭然。
「姿勢が悪い」ということは、動くための準備ができていないからだなのです。
「姿勢を良く」するには、からだを固めて見た目をよくすることではありません。
現代の子ども達に必要なのは、質の良い動き、しなやかなからだの使い方ができること。
そのためのコンディショニングを日常に取り入れることが最重要課題なのです。
ケガや骨折で辛い思いをするのは子ども。
そんな思いをさせたくはありませんよね。
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《 ABC Gym 》
・・・ 体幹を調えて「美しい姿勢」と「しなやかな動き」をつくる教室 ・・・
● 『小・中学生の体幹コンディショニング講座』
成長期の子どものからだとこころの基礎をつくる
体幹コンディショニングとフィジカル&メンタルトレーニング。
姿勢が悪い、よく転ぶ・転びやすい、からだが硬い、
よくケガ・骨折をする、落ち着きがない、集中できないなど、
日常動作が円滑に行えない子どもが増えています。
ABC Gymでは、様々な身体刺激で神経系の発達を促します。
発育発達過程に則って、「あそび」ながら自分のからだの感覚を高め、
正しいからだの動かし方、関節や筋肉の使い方を学びます。
からだを動かすことを楽しみ、豊かな創造力や感受性を育み、
高い運動能力・調整力を身につけ、姿勢と動きの土台をつくります。
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