シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
「高血圧の日」市民公開講座
~健康長寿は高血圧管理から~
◆ 5月17日は高血圧の日 ◆
・・血圧は『140/90mmHg』未満に保ちましょう・・
【講演】
「メタボ合併高血圧と合併症予防」
岡山大学病院 岡山大学病院 腎・免疫・内分泌代謝内科学 准教授 和田 淳 先生
「脂肪を燃やせ!”脱”高血圧への道~運動のポイントと注意点~」
岡山大学病院 総合リハビリテーション科 助教 堅山 佳美 先生
「おいしく減塩、減量~食卓からの血圧対策~」
岡山大学病院 臨床栄養部 管理栄養士 坂本 八千代 先生
【運動療法講習会】
「正しい姿勢、エクササイズで楽しく減量、下げよう血圧」
高血圧は生活習慣病のひとつなので、生活習慣を修正することで高血圧の予防および
降圧効果が期待できます。
また、脂質異常症、糖尿病、肥満などのメタボリックシンドロームの予防や改善のためにも
生活習慣を改めることはとても重要です。
「血圧の薬(降圧剤)を飲んでいるから大丈夫!」と言われる方がいます。
① 血圧が高くなり、治療が必要ということで、降圧薬を処方された
② 薬が効いて、日々の血圧が安定している
③ 以前ほど高血圧のリスクがなくなった
④ だから塩分や食事の改善をしなくても大丈夫
肥満で減量を言われたけど大丈夫
運動の必要なんてない
と思っているようです。
しかし、それは本末転倒。
薬を処方される前に今までの生活習慣を改め、降圧効果が見られれば、
その生活習慣を継続して、健康を維持するなら「大丈夫!」です。
【生活習慣の修正項目】
(高血圧治療のガイドラインより)
● 減塩
6g/日未満
● 野菜・果物
野菜・果物の積極的摂取
*糖分の多い果物の過剰摂取は、肥満者や糖尿病などのエネルギー制限が必要な方には勧められない
● 脂質
コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
魚(魚油)の積極的摂取
● 減量
BMI(体重(kg)÷[身長(m)]÷[身長(m)])が25未満
●運動
心血管病のない高血圧の方が対象で、有酸素運動を中心に、定期的に(毎日30分以上を目標に)運動を行う
● 節酒
エタノールで男性20~30ml/日以下、女性10~20ml/日以下
● 禁煙
(受動喫煙の防止も含む)
生活習慣の複合的な修正はより効果的です。
まずは現在の生活習慣を見直してみましょう。
修正項目に当てはまるものは、すべて修正する必要がありますが、
すぐにできそうなものから始めてみませんか。
運動と思うと、習慣がない方には腰が重いかもしれません。
しかし、日常での身体活動量を少し増やしてみることならできることもたくさんあります。
これを読んだ後は、1回立って、部屋をグルッと1周歩いてみましょう。
こんなことから身体活動量を増やすことを考えてみませんか。
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【ロコモ・メタボの予防と改善のコンディショニング教室案内】
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/