正しい姿勢で集中力を高めよう!@倉敷市立南中学校①姿勢教育の必要性
浅口市 「チャレンジ!ゆうゆう運動教室」
浅口市では毎年40歳以上65歳未満の方を対象に、運動教室(全10回)を
開催しています。
教室終了後は各自が教わったことを継続し、健康づくりに役立てているようです。
「チャレンジ!ゆうゆう運動教室」は、過去5年間の運動教室参加者が対象で、
教室終了後の運動への意識を確認し、仲間とともに今後の運動継続の意欲を
高めることを目的として開催されました。
浅口市にはとても素晴らしい屋外の屋根付きの運動施設があります。
天候に左右されず、また、小中学校の運動会ができるくらいの広さがあるので、
数百人規模でも可能で、スポーツなどにも適している多様性のある施設です。
今回の教室に参加された方々は、みなさん何らかの形で運動やストレッチなどを
継続していらっしゃいました。
かなり意識の高い方々ばかりですが、その効果は思ったほど出ていないという方も。
トレーニング施設で自転車エルゴメーターやトレッドミルで歩いたり、マシーンで
筋肉の運動をしているけど、痩せないらしいのです。
このような方は多いのではないかと思っています。
運動種目の選択に大きな間違いはなくても、運動のやり方や回数・頻度・強度が
適していないのではないかと考えられます。
しかし、その前にどのような姿勢でそれらの運動を行っているか。
それが運動の効果に大きく影響していることも考えられるのです。
例えば、ウォーキング。
普段足を組んで座っていることが多く、その組み方はいつも同じ側が上。
ソファの肘掛けに片腕を乗せて、寄りかかる姿勢で座っている。
この方はもしかしたら立った時に、からだが傾いているかもしれません。
あるいはその傾きを背骨を横に曲げることで補っているかもしれません。
そんな姿勢でウォーキングをしたら、からだの捻じれの左右差、足の振り出し方や
着地時の体重の乗せ方・体重移動の仕方に左右差が出る可能性があります。
これらは普段の自分の歩き方としてからだと脳が覚えているので、無意識です。
そのような左右差を持ちながら運動を続ければ、使い過ぎで硬くなるところ、
使わなさすぎで弱いままのところ、さらに本来動くはずの関節可動域が狭いままで
動きにくくなっているところなどが増えてきているはずです。
だから一生懸命運動をすればするほど、動かしにくくなり、さらに動くためには
無駄な力を出さなければならなくなってきます。
運動をする前に何をしなければいけないか。
それは「動きやすいからだづくり」です。
そして、動きやすいからだは「美しい姿勢づくり」によってつくられます。
「チャレンジ!ゆうゆう運動教室」では、軽く歩くためのからだづくりを行いました。
股関節を調え、背骨をしなやかに動かせるように調え、体幹を安定させるための
呼吸エクササイズ。
楽に正しく座れる姿勢から、椅子からの正しい立ち上がり方・座り方。
股関節周りのストレッチと筋肉の使い方。
すると、まっすぐに歩くだけですが、楽に軽くなりました。
歩幅が広がり、スピードが上がり、20歩の距離が長くなりました。
クネクネと歩いても動きがスムーズで、大股でスッスと歩けるようになりました。
有酸素運動も筋力トレーニングもストレッチもとても重要で、生活習慣病の予防には
必要で欠かせない運動です。
しかし、その前に調った姿勢としなやかに動けるからだづくりが欠かせないことを
コンディショニングを通して実感しました。
● 5月17日 「高血圧の日」●
血圧を下げるためには減量が必要。
そのために運動に取り組もうとされている方もいらっしゃるでしょう。
運動をする前に姿勢を調えることから始めませんか。
岡山大学病院による市民公開講座にて、
姿勢を調え、からだを支える働きを高める体操と
高血圧予防の減量のための運動をご紹介します。
ぜひ体験してみてください。
*山陽新聞
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/hosp/h/055/c2015032518050358
*日本高血圧協会
http://www.ketsuatsu.net/hypertensionday.html#f
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【ロコモ・メタボの予防と改善のコンディショニング教室案内】
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/