子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
井原市立青野小学校 学校保健委員会
「親子でよい姿勢づくり運動」
平成26年度第2回の学校保健委員会は、児童保健給食委員会の活動の様子、
各学年の取り組み(基本的な生活習慣と姿勢)の報告、児童の実態の報告(定期健康診断の結果、
新体力テストの結果、保健室の利用状況など)の後に、正しい姿勢で集中力を高めるために
「体幹を調えてよい姿勢をつくる体操(アクティブ・コンディショニング)」を行いました。
新体力テストの結果では、ほとんどの項目が全国平均を下回っています。
特に、上体起こし・長座体前屈・立ち幅跳び・ソフトボール投げなど、体幹の働きとの
関係が深い項目では多くの学年で全国平均を下回っています。
立ち幅跳びやソフトボール投げは、ある筋肉が強ければ結果が良くなるという
単純なものではありません。
地面からの反力やあらゆる関節が次々と動いていく連動性、全身のしなやかな動きと
その動きに見合った力、筋肉の収縮・弛緩のタイミングなど、からだ全体がつながって
動かせることが結果に表れてきます。
そのためには「体幹」の働きがとても重要で、からだをしなやかに動かすための
中心の役割を持っています。
保護者からは「子どものボール投げが下手で、投げ方を教えても上手く投げられない」と
相談を受けますが、子どもは「投げ方が分からない」のではありません。
「投げるためのからだの使い方が分からない」のです。
「投げるためのからだの使い方」というのは「体幹」を上手に使い、目的とする動作を
スムーズに行うこと。
これは「体幹」だけではなく、体幹と腕や脚の接合部である肩関節・肩甲骨や股関節、
足関節や重心の移動などを含む全体のつながりとしての動作をおこなうからだの使い方です。
アクティブ・コンディショニングでは、体幹と肩関節・肩甲骨、股関節の連動性を高め、
無駄な力を使わず、必要なタイミングで適切な力が発揮できるからだの準備をします。
スキップが上手くできない子どもがいます。
あなたはスキップをどのように教えますか。
お手本を見せますか。
足の運びやリズムを教えますか。
手拍子で跳ねるタイミングを教えますか。
親子でよい姿勢づくり運動では、アクティブ・コンディショニングの前後にスキップを
しました。
行きは普通に、帰りは後ろ向きで。
普通にできる子どもも、後ろ向きはリズムが崩れ、走ったりギャロップになったりします。
アクティブ・コンディショニングをすると、こんなことが起こります。
行きはジャンプが高くなり、1歩の歩幅が広がり、スピードも速くなります。
驚くことに、帰りの後ろ向きもリズムが合ってスムーズにスキップができるのです。
スキップの練習はしていません。
スキップをするためのからだの使い方の準備をしただけです。
これはスキップに限らず、縄跳びでもボール投げでも同じこと。
何かの動作ができないからその練習を何度も繰り返す前に、その動作ができるための
からだの使い方の準備をすることで、動作の練習が実りあるものになるのです。
「子どもに何度やってもできない」ことを繰り返しさせる前に、
「体幹を調える」ための「アクティブ・コンディショニング」をしてあげましょう。
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姿勢がよくなる!! 動きがよくなる!!
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山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《姿勢&体づくりのバランスボール講座》
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
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★ 偏った使い方の改善
★ 体幹コンディショニング&トレーニング
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
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https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44855
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