子どものスポーツで気をつけたいこと @ 真庭市しらうめスポーツクラブ
鳥取市立浜坂小学校 ② 4年生・5年生体育授業
「よい姿勢は元気のもと ~ 体幹を鍛える運動~」
① 全校児童学習会
② 4年生・5年生体育授業
③ 教員研修会
① 全校児童学習会 の続きになります。
まっすぐ立つためにすることが分かれば、あとはその流れに沿って動くのみです。
全校児童が一斉に動くことができないため、流れと動きを理解した上で、
4年生と5年生のみ、それぞれの学年での授業で「体幹を鍛える運動」を体験しました。
体幹というのはからだの胴体部分のことです。
この体幹(胴体部分)で、まず使えなくてはいけないのが、「おなかの筋肉」。
腹筋の中でも腹横筋という筋肉で、お腹から腰まで帯状になっている筋肉です。
帯を締めるとか腹巻をするような状態になっているイメージです。
この筋肉は、「大きな声を出す」または「息をしっかりと吐く」ことで使われます。
児童には「お腹から大きな声を出す」ことで意識をさせました。
お腹の動きを感じたり、力が入るのを感じることができれば、
体幹を鍛える運動の準備はできた状態です。
次に、全校児童学習会で理解した、まっすぐ立つための流れに沿って
「体幹を鍛える9つの運動」を順番に行ないます。
一つ目の運動を見せて、頭で理解した上で動きますが、残念ながら最初の段階から
「きつい!」
「無理!!」
という言葉が出てきました。
「無理って言わない!できる!!」と励ますと、子ども達はなんとかやろうと努力をします。
動く前からできないことを認めてしまう思考で成長する子ども達。
努力しないであきらめる
できそうなことのみやって、適当にこなしてしまう
できたという達成感を味わったことがない
中途半端で自分の能力の限界を勝手に決めてしまう
このまま大人になって社会に出ていいのでしょうか。
子ども達の可能性を最大限に引き出してあげたいし、自分で伸ばしてほしいですね。
そのためには大人も「無理!」は禁句にしていただきたいものです。
「体幹を鍛える運動(アクティブ・キッズ・コンディショニング)」の前後で、
座った姿勢や簡単な動き5つを比較のために行ないました。
子どもはしっかりと自分のからだの変化を感じ取っていました。
「楽に座れるようになった!」
「速く走れるようになった!」
「高く跳べるようになった!」
先生からは、
「この短時間でこんなに動く子どもを初めてみました!」
「こんなにしっかり動けるとはビックリしました!」
「子ども達を見直しました!」
子どもは無限の可能性を持っています。
遊びを通して多くのことを学びます。
からだの使い方はもちろん、ルールや他者とのコミュニケーションなど
生きていくために必要なことを楽しみながら学ぶのです。
からだを動かすために必要な機能を身につけることができなくなった今、
家庭や学校現場では「姿勢づくり」と「動きづくり」の運動を取り入れ、
毎日の習慣にする必要があるのです。
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姿勢がよくなる!!
【小・中学生の体幹アクティブ・コンディショニング教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小中学生のバランスボール講座》
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
★ 偏った使い方の改善
★ 体幹コンディショニング&トレーニング
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/
《幼児クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44855
《小中学生クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44856