Mybestpro Members

福本智恵子プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

総社市立昭和中学校 教育講演会 「正しい姿勢で集中力を高めよう!」

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:講演・研修会

総社市立昭和中学校 教育講演会
「正しい姿勢で集中力を高めよう! ~よい姿勢は生きる力~」

総社市立昭和中学校-1

教育講演会は授業参観の後の時間に行われ、全校生徒70数名、教職員10数名、
授業参観のために学校を訪れた保護者20数名にお話をさせていただきました。

講演内容については、HPの事業内容により、
・中学生の姿勢改善と集中力・学力向上の体幹コンディショニング
・中学生の情緒安定のリズム運動
を希望とのことでした。


学校での生徒の姿勢は、中学生も小学生もよいとは言えません。
先生方の目には「悪い」と映っていますが、当の本人達は自分の姿勢をどう思って
いるのでしょうか。

まずは、自分の状況を知ることからお話を始めました。
3人の子どもの姿勢を見て、自分はどの姿勢に近いかを尋ねてみました。
自分の姿勢のイメージがないのか、どの姿勢に近いのかが分からないような様子もありました。

先生や保護者は「子どもの姿勢が悪い」と認識をしていますが、子ども達は大人が思うほど
「自分は姿勢が悪い」とは思っていないのかもしれません。


見て分からなければ、感じてみよう!ということで、立った時に重心がどうなっているかを
具体的に感じてみます。
左右が違う、後ろ寄りになっているなど、偏っていることには気づきました。
そして、両足を揃えて目を閉じると、フラフラ揺れることも感じました。

からだの中心の軸が正しい位置にあれば、あまり揺れることはなく、安定しています。
普段目を開けていると感じないけれど、目を閉じると途端に揺れ始め、
中には左へ傾いて転びそうになる生徒もいました。
自分のからだがこのような状態になっていることに驚いたことでしょう。

左右いずれかに偏って立っていれば、当然傾いて倒れるはずですが、
普段は転ぶことはありません。
でも、転ばないように左右のバランスの崩れをどこかで修正しなければなりません。
それが姿勢の崩れとなって表れているのです。


体育座りをしても、背中は丸く、正面に顔を向けることすら難しい姿勢になっています。
正しい座り方を教えると「きついっ!!」。
一瞬で崩れてしまうのですから、長時間なんてとても座れません。

背中を丸めた姿勢は、上よりも下を見る方が自然です。
しかし、前で話をしている人を見るには、上を向かなければなりません。
すると首を後ろに倒して顎を挙げた姿勢になるので、首は辛くなってきます。

正しい座り方ができない、できてもすぐに崩れることで、
生徒たちは自分の姿勢が悪いと気がついたようです。
また、家庭で猫背になっていると注意されていても、大したことはないと思っていた生徒も
自分が思っていたよりも姿勢が悪かったと気づいたようです。

しかし、「こんなに姿勢が悪いのに、簡単に良くなるわけがない」と思っていた生徒が
ほとんどだったようです。
今まで姿勢が悪いと言われ続けたけど、どうしたらいいのか分からなかったのですから。
どうしたらいいかが講演会の後半部分の「体幹コンディショニング&リズム運動」。


難しい動きではありませんが、日頃こんな動きはしないので、硬かったり、
動きにくかったり、力が入らなかったり。
リズムに乗せて動き始めると、生徒よりも保護者の方が動きもよくノリノリ。

総社市立昭和中学校-2

コンディショニングのあとに、始めに行なった体育座りをすると、「楽に座れる~」。
横から見た姿勢もよくなり、表情も笑顔がいっぱいです。
そして、目を閉じても「フラフラしない!!」

保護者よりも動けない中学生。
この現実を解消するには、毎日のコンディショニングしかありません。
学校で体育の授業や部活動に取り入れ、家庭でセルフコンディショニング。


子ども達の気づきはこれからの自分を変えるきっかけになったようです。
可能性を引き出し、広げる力は誰もが持っているのです。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


【姿勢がよくなるアクティブ・コンディショニング】

山陽新聞カルチャープラザ 本部教室

●《幼児・小中学生のバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/

子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
よい姿勢は全ての動きの基本。

・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり

・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
★ 偏った使い方の改善
★ 体幹コンディショニング&トレーニング

「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。



◆ お問い合わせは・・

山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel   (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/

《幼児クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44855
《小中学生クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44856

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

福本智恵子プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

体幹を調えて美しい姿勢に導くプロ

福本智恵子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼