介護の仕事による腰痛の予防と改善に必要な股関節の動き
「姿勢」と「あきらめ感」
あなたは、「あ~~、わかるなぁ」と思いますか。
それとも「どういう関係があるの?」と思いますか。
試してみましょう。
今よりも崩れた姿勢をしてみます。
例えば、思いっきり背中を丸め、猫背になって前かがみで立ちます。
たぶん、前が見えづらくなって、顔は下を向くでしょう。
その姿勢のまま、ウサイン・ボルトのように思いっきり速く走ってみてください。
イメージ通りに走れますか。
「この姿勢をしているだけでしんどいんだから、走るなんてできない」
「いつもの姿勢じゃないから速く走れるわけない!」
実際に走ってみるとはっきりと感じることができますが、
走ってみなくても想像はできそうですね。
これはいつもの姿勢と崩した姿勢の2通りを比較するから分かることです。
私たちは普段の姿勢やからだの使い方は無意識に行っているので、
それが間違っていてもほとんど気づいていません。
腰や膝に負担をかけていても、痛くなればおかしいなと思いますが、
いつも通りに動くことができれば何とも思わないかもしれません。
その使い方は徐々に姿勢の変化につながっていることもあります。
気づかないうちに・・・
徐々に・・なので姿勢の変化は気づかず、からだの使い方も
それに合わせて変化していますが、以前と違うことにも気づいていません。
その時に合わせたからだの使い方をしているので、
いつもと同じだと思っているのです。
いつもと同じなので、先ほどの「走りにくい」と感じることは少ないはずです。
先ほどの2通りの姿勢が普段の姿勢と数ヶ月・数年(または数十年)後の
崩れた姿勢だとして考えてみましょう。
急に変化が起これば「走りにくい」と感じることも、
年月をかけて崩れた場合はさほど感じないまま、徐々に変化をしているのです。
確実に変化しているのですから、なんとなくは感じているのです。
「最近はからだが重たいな・・」
「昔ほどは動けなくなった・・」
「重たいものが持てなくなってきた・・」
「ちょっと歩くとしんどくなった・・」
からだは正直で、今の状態を表してくれています。
すると、ほとんどの方は「歳だから仕方がない」と思ってしまいます。
年齢には逆らえないので理由は「歳のせい」だと思い込みます。
だから「あきらめ」てしまうのです。
ほんとうにそうでしょうか?
そうではないことを知らないだけなんですけどね。
姿勢を調えるコンディショニングによって、歳を重ねても、からだは動きやすく、
転びにくく、やりたかったことをどんどん実現されている方が増えています。
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【 美しい姿勢は健康の基本 】
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
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