シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
『正しい姿勢で集中力を高めよう!』講演会
小学校の学校保健委員会での講演。
この小学校では「姿勢」についての取り組みをかなり熱心にされていました。
児童が主体となり、自分の姿勢に気づくことや、楽しみながらできるストレッチなど
全校児童で取り組めるものでした。
どこの小学校でも児童の姿勢が悪いということに先生方は気づいていらっしゃいます。
保護者にも協力をしていただきながら、「姿勢」について気を付けるよう、
家庭での取り組みをしている小学校もあることでしょう。
1週間くらいを目安に、起床時間・就寝時間、朝食、テレビやゲームの時間などと共に、
「姿勢」を気を付ける項目を設けたカードで達成の様子などを確認します。
実際に記録をしてみるととてもよくわかりますね。
では、「姿勢」を気をつけた1週間ではどのようなことが分かるのでしょうか。
保護者がいちばん目にするのは食事の時の姿勢です。
つまり座っている姿勢。
そして箸やお茶碗を持って食事をしている時のからだの状態です。
食事の際の食べ方は「姿勢」にも影響しているようです。
早食いの子どもは猫背になっているそうです。
なんとなく想像ができますね。
背中を丸めて、口を器に近づけて食べている様子が・・。
いわゆる犬食いという食べ方です。
このような姿勢で食事をしていたら、保護者としては当然声をかけますね。
「背中が丸くなってるよ!」
「背すじを伸ばして!!」
すると子どもはスッとからだを起こします。
そのまま食事を続けるうちに、また背中が丸くなり前かがみになってきます。
そして、同じ事を言われるのです。
「また背中が丸いよ!!!」
食事の度に、姿勢が崩れるたびに声をかけ続けることで、よい姿勢が身につき、
持続できるでしょうか。
残念ながら、声をかけるだけではよい姿勢は身につきません。
意識をする、させるためにはとても有効ですが、その時だけ。
一瞬または数秒で元に戻ります。
それはなぜでしょうか。
よい姿勢を支えるためのからだの働きがなされていないからです。
日常的によい姿勢ではなく、崩れた姿勢によるからだの使い方をしているから。
姿勢を保持するための筋肉や、その筋肉に命令を送る神経や脳が、
よい姿勢でからだを支えるような使い方を知らないのです。
表面に見えている姿勢はからだの何を表しているのでしょうか。
現状を理解し、姿勢改善の取り組みを学校と家庭で行ないましょう。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
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