5月17日は高血圧の日 岡山大学病院・日本高血圧学会 共催 市民公開講座
小学校の教諭向け研修会
「体づくり運動の効果を上げ、学力向上に役立てる授業の組み立ての方法」~ 前編 ~
≪ アクティブ・コンディショニング ≫
~ 授業に使える!体つくり運動 あ・そ・び ~
すぐに実践できる!
児童の姿勢が良くなる!
授業中の集中力が高まる!
運動の効果が上がる!
「研修会のねらい」
・ 姿勢の成り立ちを理解する
・ よい姿勢と動きやすさを体感する
・ 子どもの現状を知る
・ からだとこころのつながりを理解する
・ 姿勢づくりの実施方法を学ぶ
・ 体つくり運動に応用する方法を学ぶ
「体づくり運動」は、心と体の関係に気づくこと、体の調子を調えること、
仲間と交流することなどの体ほぐしをしたり、体力を高めたりするために
行なわれる運動です。
一番大切なことは体を動かす楽しさや心地よさを味わうこと。
「楽しい!」「気持ちいい!」などの感覚は、体を動かすことが心の発達にも
大きく関わっていることを表しています。
文部科学省の学習指導要領では、学年別(低学年・中学年・高学年)ごとに
発達の段階に合わせて内容が示されています。
しかし、具体的な構成が示されているわけではないため、
授業で何をするかは学年やクラス毎に先生方が知恵を絞っているようです。
この研修会は、体つくり運動を行う前の段階、つまり
「動くための体つくり運動」として、
「姿勢づくり」と「動きづくり」の「体つくり運動 あ・そ・び」の実践法です。
そのため、「姿勢」についての理解を深め、
「よい姿勢」を具体的に指導できるためのポイントを2点に絞り、
授業で使える形にしました。
このポイントは児童が理解すれば、いつでも、どこでも、簡単な言葉がけで
「よい姿勢」に意識を向けることができるようになります。
授業中、姿勢が崩れ始めたり、集中力が落ち始めた時など、
全体を引き締めるためにとても効果的な指示になります。
子ども自身が自分のからだの状態を感じることができると、
現在の姿勢が崩れている・曲がっているなどに気づきます。
「よい姿勢」がどのような状態なのかを知っていれば、
自分で即座に調えることができます。
具体的かつ体感できる「よい姿勢」の指標は、現代の教育現場では学習の基本として
教える必要性が高まっています。
からだとこころに通じる「姿勢」を正しく理解していますか。