健康づくり運動を始める前に必要なこと②「歳だから」は何歳から?@生活支援サポーター養成講座OB会
どこかに登っている子どもを見かけた時に
「危ないから登っちゃいけません!!!」
「そんなことをしたら危ないでしょ!!!」
と声をかけた経験はありませんか。
この「危ない」こと、みなさんが子どもの頃は誰もがやりましたよね。
たぶん、今の子どもたちよりももっと危ないことをたくさんしていませんか。
しかし、大人になると、特にお子さんのいらっしゃる方は「危ない!」と
声をかけたり、手を出すことは多々あるのではないでしょうか。
それはどのような場面でしょうか。
本当に「危ない」ことだったのでしょうか。
以前、お母さんがお子さんに「そこに登ったら危ないから早く降りて!!」と
声をかける場面に遭遇しました。
それは、体育館の中。
どんな高いところに登っているんだろう?と
気になって声がした方に目をやると・・
子どもは自分の背よりちょっと高いところの窓を締めようとしていたのです。
子どもが登ったのは、下の方にある窓の格子、
それも床から30cmくらいの高さです。
足は、下の窓の格子の上、手は上の窓の格子をしっかりと持っていました。
窓を締めるため、少しずつ横に移動しながら、最後はカギを締めました。
カギの高さは手を伸ばしただけでは届かないので、思いっきりつま先立ち。
私にはこの子どもがしていることが「危ない」こととは思えませんでした。
精いっぱい背伸びをして、窓を締め、カギを締めるというからだの使い方を見て、
「しっかりとからだを使えているな~」と感心しました。
あなたは、本来は子どもができることを、
する前から「危ない」と遮っていることはないでしょうか。
■ 転ぶとケガをするから、転びそうになったら大人が手を出して支える
■ 高いところから飛び降りることは危険だから、始めからさせない
■ したいという感情が起こる前にさせないような環境にしてしまう
からだは使わなければ使い方を身につけることはできません。
それは脳の発達を妨げることにもつながります。
したことがないことはできないのです。
子どもたちの経験、それは良くも悪くも多くの学びがあります。
その経験を「危ないから」という大人の都合でさせないことが、
子どものからだを危機にさらしています。
現代の子どもの遊びに目を向けてみましょう。
その遊びは多様な動きでからだを目いっぱい使っていますか。
かつての環境を取り戻すことは難しくても、
大人の知恵や関わりで変えられることはまだまだたくさんあります。
本当に危険な事は絶対に避けなければなりません。
見守りながら経験させること、日常でできることから見直してみましょう。
からだを使った遊びを楽しみながらたくさん経験した子どもは、
身を守る力を自然に身に付けていきます。
遊びの中に姿勢を調える要素をたくさん盛り込んだ体操・・
【アクティブ・コンディショニング】はからだ&こころを育みます。
子どもたちの無限大の可能性を引き出し、大きな夢を持って、
力強く生きる力を育てます。
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子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣(
★ 体力アップ・体力づくり
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★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
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