シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
岡山市保健所 東区保健センター主催 健康増進栄養事業
平成25年度栄養教室
「健康づくりと運動~運動習慣を身につけよう~」
栄養教室は地域の方々からなる栄養委員が、1年間に渡り栄養改善についての
知識や健康づくりのための調理実習を学びます。
年に1講座、運動に関する講座が設けられています。
健康づくりには栄養と運動の両面からということですね。
今年度は「ロコモティブ・シンドローム」の予防について。
しかし、肝心の「ロコモティブ・シンドローム」がまだ浸透していない状況。
もちろん自身の現状が「ロコモティブ・シンドローム」の予防段階なのか、
すでに進んでいるのかは分かっていない状態です。
ちょっとした腰痛、たまに痛くなる膝、何年も抱えている肩こりなどは
年齢とともに出てくるものとして仕方がないと思い込んでいます。
しかし、この状態はすでに「ロコモティブ・シンドローム」への道を歩んでいます。
「え~っ??」
病院で診てもらうほどでもないし、時々だから・・
誰でも歳をとったらなるものだから・・
病院に行ったら「歳相応」といわれたから・・
親もこのくらいの歳には同じだったから・・
だから、自然な現象だと思っているのです。
確かに年齢を重ねると誰もがあちこちの不具合を感じてきます。
しかし、個人差も大きく、また不具合の程度も様々です。
ということは、一概に年齢では片づけられない要素があるということです。
それは日常のからだの使い方。
ちょっとした動きの偏り、左右差などに気づかないまま何年・何十年と
同じ使い方を重ね、さらに動きにくくなっていることを歳のせいにしています。
例えば、股関節の動く範囲の左右差は、立った時点での荷重の左右差を
もたらしているかもしれません。
その状態で歩けば、当然左右の荷重は異なってきます。
そのうち、片膝が痛くなったり、足首や脊柱の動きにも影響が出てきます。
もしかしたら肩や首、腕の動きにも。
痛みや動きにくさ、硬さ、重さを感じて初めて不具合に気づくのですが、
そうなる前から不具合に向かったからだの使い方をしているのです。
その間違ったからだの使い方に気づかないまま、さらに使い続けるうちに
「ロコモティブ・シンドローム」はどんどん進んでいくのです。
痛みが出る前に、不具合を感じる前に、当たり前だと思っているうちに、
からだの状態に気づくことができれば、年齢は関係なく、誰もが改善できるのです。
運動する前に、からだを調える。
教室では安定した片足立ちをするためのコンディショニング&エクササイズを
行ないました。
ほんのちょっとのことで、知るのと知らないのでは大きな違いがあることを
からだで実感し、簡単に日常に取り入れることを知っていただきました。
「痛いところはないから」「動けるから大丈夫」は過信かもしれません。
早めに現状に気づきましょう。
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【ロコモ・メタボの予防と改善のコンディショニング教室案内】
●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/