姿勢・肩腰膝の体調改善教室 第4回 @ 備前市国民健康保険
学校保健集会
講演 「正しい姿勢で集中力を高めよう! ~よい姿勢は生きる力~」
まずは、自己紹介。
「姿勢」と「動き」づくりの専門家、
フィジカル&メンタルコンディショニングトレーナーとして、
「からだ」と「こころ」の調子を整えることを生業としています。
そのために何をしているか。
「体幹コンディショニング」「フットセラピー」「肩・腰・膝の機能改善」
「メンタルコンディショニング」
私たちの「からだ」と「こころ」はつながっています。
その両面からアプローチすることで「健やかなからだ」と「豊かなこころ」に
調えることができます。
コンディショニングをすると、このような力が高まっていきます。
①自分を信じる
②自分の可能性を信じる
③可能性を育てる
子ども達には自分を信じて、潜在的に持っている可能性を
大いに発揮してほしいと思います。
そのためには「姿勢」がとても重要になってきます。
「姿勢」という字を見てみると、
「姿(すがた)」に「勢(いきおい)」と書きます。
よくある立ち姿を表してみると、勢いがある姿には見えません。
「ぐにゃっ」としていたり「だらっ」としていたり。
このような姿勢で早く走れるでしょうか。
素早く動けるでしょうか。
答えはNO!ですよね。
勢いがある姿は「すっ」としています。
見た目が美しく、自然で無駄な力が感じられません。
では、そのような姿勢はどのようにしたらなれるのでしょうか。
「姿勢の成り立ち」では、私たちがどうやって「すっ」と立つことが
できるようになったかを考えてみました。
姿勢づくりは胎児から。
つまりお母さんのお腹の中から始まっているのです。
生まれてから1年をかけて、様々な動きを行いながら、
その時々に必要な機能を見につけています。
それらは「すっ」と立てる姿勢の基礎を作っています。
この考え方を基本に行なっているのが「体幹コンディショニング」です。
体幹を調えること、それは、
まっすぐ立てるからだ = 良い姿勢
を作ることです。
講演では、「体幹コンディショニング」の数多くのエクササイズのうちの
ひとつだけを体験してもらいました。
背骨へアプローチすることで、しなやかさが出て、座った姿勢が楽になりました。
生徒自身も変化を感じたし、先生方もかなり違うと驚かれていました。
とても簡単で、いつでも、どこでもできるので、日常に取り入れやすいですね。
正しい座り方も、現状はきつくてできない生徒がほとんど。
ポイントさえ分かれば、そして、背骨がしなやかになれば、きつくなくなってきます。
慣れてくると、正しい座り方が当たり前になり、いつの間にか意識しなくても
普段の姿勢が変わってくるでしょう。
姿勢は感情とのつながりも重要で、やる気や集中力にも大きな影響を及ぼします。
次回のコラムは「姿勢と感情(心)」です。
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【アクティブ・コンディショニングの教室案内】
山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢改善講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
子どもが大好きな「あ・そ・び」を通して楽しくからだづくり。
よい姿勢は全ての動きの基本。
・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び&運動習慣(
★ 体力アップ・体力づくり
・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた!」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。
◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel (086)803-8017
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/