シニア世代孫育てセミナー 「赤ちゃんの発達」から学ぶ「おとなの姿勢」
生活協同組合おかやまコープ主催の行事にて
『子どもの姿勢を考える・・体力・学力・脳の発達』
~からだとこころを育む運動・・アクティブ・キッズ・コンディショニング~
参加者は未就園児から高校生・大学生くらいのお子さんを持つお母さん。
「子どもの姿勢」となると、「良い」ではなく「悪い」ことが目につきます。
では、お母さんの目に映る「悪い姿勢」とはどのようなものでしょう。
・字を書く時に背中が丸く、目がノートに近い
・ご飯を食べる時、背もたれに持たれてのけぞっている
・立っている時にお腹を突き出し、背中が丸い
「他には?」
「・・・・」
「これだけですか?」
「・・・・」
「悪い」と目に映っている姿勢は、お子さんの一部分しか見ていないのかもしれませんね。
「授業参観の時の姿勢はどうですか?」
「・・・・」
授業参観では姿勢よりも気になることがあるため、
そちらに意識が向いているのでしょう。
我が子の姿勢がどうなっているかは目に映っていても、
記憶に残っていないのかもしれません。
では、お子さんにどのような姿勢になってもらいたいのでしょうか。
「お母さんが思う、勉強する時の姿勢を実際にしていただけますか」
すると先ほどの子どもの姿勢の真似とは頭の位置が違います。
丸かった背中が伸びて、頭の位置が高くなりました。
当然、目とノートの距離も先ほどとは違います。
みなさんが思う「良い姿勢」はほとんど同じ姿勢です。
きっと私たちの中に「良い姿勢」のイメージがあるのでしょうね。
「子ども達には45分か50分間この姿勢で授業を受けてもらいたいのですよね。
では、お母さん達は45分とか50分この姿勢で座っていられますか?」
即座に、
「ムリムリ!!」
首を横にブンブン振る方も・・
「では、みなさんの普段の姿勢は?」
ほとんどの方が始めに真似ていただいた子どもの「悪い姿勢」に近くなりました。
「矛盾していませんか?
自分はできないことを、子どもにはさせること」
姿勢は子どもも大人も同じです。
大人だから悪くてもよいことはありません。
私たちは、本来良い姿勢で動きやすいからだの機能をもって生まれてきます。
大人も子どもも同じなのです。
しかし、様々な要因でその機能を引き出さないまま日常を送っています。
親だから・・という意識や目線は非常に重要です。
しかし、自分のからだについて、大人はあまりにも知らなさ過ぎているのが現実。
子どもには適切なことを教えるのが大人の役目。
姿勢やからだの使い方について、知識を持ち、知恵をつけましょう。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
何をするにも、まず「姿勢」が大事です。
からだの基本機能を身につけ、よい姿勢で動きやすいからだづくりをします。
年齢によって必要なことを楽しく習得できます。
運動あそび、リズムあそびなどで発達を促し、
やる気を引き出し、何事にも積極的に取り組むこころを育みます。
● 《幼児の姿勢と運動脳を育むバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/
● 《小学生の姿勢とケガ予防のバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/