健康増進栄養事業「栄養教室」でロコモティブ・シンドローム@岡山市保健所中央保健センター
岡山市保健所健康づくり課の東区保健センター主催の24年度栄養教室にて、
「健康づくりと運動」講座の講師に招いていただきました。
これは地域の栄養委員が年間通して学ぶ栄養教室の第6回目の運動講座です。
「健康づくりと運動~運動習慣を身につけよう~」のテーマで、
いきいき生活するためのセルフコンディショニングを、
講演に実技を交えてお話をしました。
健康でありたいと誰もが願っています。
そのために運動は必要であることは知っていますが、
習慣どころかきっかけさえも作れないまま、
いつの間にか月日が経っている方が多いようです。
運動として一番イメージされるのはウォーキングです。
しかし、このウォーキングも時間がない、面倒くさい、暑い寒い、
からだが重いなどの理由でなかなか1歩が踏み出せない方が
多いのではないでしょうか。
なにかしらやらないといけないことは分かっているけど・・・
ほとんどの方は肩・首のこり、腰痛、冷えなどの不定愁訴を
ひとつは感じているようです。
しかし、それに対して何をしたらいいのか、自分のからだに合ったものが何なのかを
知らないまま仕方がないとあきらめているようです。
このような症状は一言でいえば、運動不足から引き起こされています。
動けば良くなるかというと、そうではない人が多いのも事実です。
だから運動がからだに良いとは分かっていても習慣にならないのでしょうね。
なぜ、からだに良いはずの運動が、人によってはからだに良くないのか。
それは姿勢とからだの使い方に原因があります。
まっすぐ立てていないからだは「腰痛」「肩こり」のもとです。
また、そのような姿勢で運動をすると、局所に負担がかかり、
よりからだの緊張を高め、動きにくいからだを作っていきます。
運動習慣を身につけるための第1歩は動きやすいからだを作ることです。
その根本がまっすぐ立てる姿勢です。
テレビを見ながら、お風呂の中で、寝る前にお布団で簡単に自分でできることで、
立つだけでからだが軽くなります。
そして歩くととても足が軽いのです。
実技を行なうごとに部屋の中を歩いていただきました。
その度に
「軽くなった~」
「さっきよりも軽い~」
「からだがフワァ~っと軽い」
と軽さの表現も変わっていきました。
最初のからだと最後のからだでは軽さがまったく違います。
また、歩くスピードが速くなり、歩幅も広がっていました。
足音もドスドスだったのが、あまり音がしなくなりました。
これを続けることでいつの間にか動けるからだが作れます。
それも意識して動くのではなく、
「あれ?そういえば・・」
というような自然な変化を起こしていきます。
いくつになってもからだは変わります。
いきいき生活するためのセルフコンディショニングは、からだが若返り、
動くことが楽しくなり、自然に運動習慣を身につけることができます。
《姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/