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養護教諭(保健室の先生)の講演

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:講演・研修会

「廊下を歩いていて、何もないところで転ぶ子ども」

このような子どもが周りにはいませんか。


学校では子どもの健康管理の専門家は「保健室の先生(養護教諭)」です。
2010年度に岡山市内の市立の各小学校・中学校の養護教諭(約100名)の
研修会にて、講師を務めさせていただきました。

研修会の内容は、
『姿勢改善とこころの安定』~進化と発育発達からみたコアの働き~






先生方には事前に児童・生徒の姿勢やケガなどについての
アンケートをお願いしました。
お忙しい中、とても詳細に書いてくださり、学校での子どもたちの様子が
手に取るようにわかるアンケート内容でした。


この研修会のお話をいただくまでには中学校で特別非常勤講師として
体育の授業を8年ほど務めていました。
授業で見ていた生徒の様子、特に姿勢やからだの使い方、
授業中の態度などは、自分が中学生のころと比べて随分変化してきたのを感じていました。
そして、この生徒の様子を保護者はどれだけ知っているだろうかと
思うようになりました。


養護教諭のアンケート結果からは、それまでに感じていた
子どもたちの体のおかしさをはるかに超える危機的な様子が見えてきました。


どうやったらそんなケガをするの?
痛いはずなのに、痛くないってどういうこと?
たったこれだけのことでそんなに痛くはないはずだけど・・・


「廊下を歩いていて、何もないところで転ぶ子ども」

痛いからとかケガをしたということで保健室を訪れるようです。
普通に歩いていて転ぶ子どもがたくさんいるようです。
体育の授業で中学生に質問した時にも
このような経験をした生徒は数人いました。


アンケートでは転んだ子どものケガの程度も様々でした。
すり傷や足首の捻挫が多いみたいですが、
痛みが続くので病院を受診したら
「剥離骨折」をしていたという事例もありました。
どうしてそこまでのケガにつながるのでしょうか。



それは【姿勢】と大きく関係があるのです。
姿勢が悪い、からだが硬いなどで日常動作やスポーツを行うことは、
疲れやすく、効率が悪い動きで、慢性的な痛みやケガにつながります。


【姿勢】の改善のためには、【体幹】の働きがとても重要です。
それは発育発達の過程に則って作り上げていくものなのです。
研修会では子どもがどのように姿勢をつくってきたのかを
理論と実践例をスライドで見ていただきました。
小学生の姿勢の変化も比較した写真では明らかな改善が見られました。


先生方には「いつもの座り方」のあとに「正しい座り方」の体操を体験。
最初の座り方とのからだの変化を体感していただきました。








不良姿勢で動くことは、発達の過程で不良姿勢の骨格をつくることになります。
大人はできあがった骨格、子どもはつくられている途中です。
どのような姿勢を子どもに身につけさせたいですか。


理論だけの講演会や実践を交えた研修会の講師を承っています。
子どもの姿勢やケガの予防について、結果の出る内容をお伝えします。
どうにかしたいとお考えの方はご一報ください。





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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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