体幹を調えて姿勢美人に!~イスに座ってできる簡単体操~
子どもの頃、積み木で遊んだ記憶があります。
大きさや形は様々。
できるだけ高く積み上げようとしますね。
そのためには平らな面が多い方がその上には乗せやすいです。
しかし、同じ形のものばかりではないので、重ね方に工夫が要ります。
たいていは一番下は大きく、上に行くに従って小さくなるように積んでいきます。
慣れてくると、乗せる順番をかえたり、少しずらしてみたり。
すると今までどおりの乗せ方では崩れるので、その上も少しずらします。
ちょっとした位置や向きの違いは、その上に乗るものすべてに変化をもたらしますね。
さて、私達のからだ、一人として同じ顔の人はいません。
でも、中身はどうでしょう。
体をつくっている骨はほとんどの人が同じものを持っています。
もちろん長さや太さは違います。
その数は206個くらいといわれています。
たくさんの骨が積み木のように積み重なり縦に細長い体を作っているのです。
それぞれの骨のある位置や積み上がる順番はみな同じです。
腕の骨は脛(すね)のところにはありませんよね。
しかし、積み木と違って一番下が大きいわけではありません。
真ん中あたりにある骨盤のほうが足より大きいのです。
もし、自分の骨の形をした積み木があったら、
どのような順番で積み上げるでしょうか?