「朗読の日」 6月17日・18日 銀座 にて開催!
◆「初めての 朗読劇に参加して」(福山郁江)
今回、朗読劇「彼女のこんだて帖」に出演させて頂きました。
私が朗読した作品は「漬けもの名鑑」~円山知香子のこんだて帖~
「世界一好きだ」といえる恋人「晶」から、待ち望んでいたプロポーズをされたのに、
自分より全てに勝る彼への劣等感から、素直に受け入れられずにいる「知香子」
そんなところに、新潟の母から届いた「宅配便」
中身は、いつも代わり映えしないお菓子や、蕎麦や鰹節やお茶っ葉。
そして、母が作る何種類もの「漬けもの」
「まるで、漬けもの名鑑みたいだな!」
と感激している晶を、ぽかんとした顔で眺める知香子。
「ごはん炊けたよ!」
テーブルには、小鉢に盛られた様々な「漬けもの」が並び、土鍋には白く艶やかな「ご飯」
ださいとばかり思っていた「母の漬け物」が、なんだか妙にすてきな代物に見えてくる。
「ねえ、お母さんに煮物と漬け物伝授してもらってよ!
得意分野をそうやって割り振れば、毎日の食卓がすごい豊かになる!」
そうだ。
私たちの毎日は、かっこいいものと、かっこ悪いものとで出来上がっている。
豊かになるということは、きっとそういうことなのだ。
「豊かになるね」 知香子は、大きくうなずいた。
これまで「朗読会」への参加は何度かありましたが「朗読劇」での参加は初めてでしたので、
演劇の経験が無いのに大丈夫かな...と、最初は少し不安でした。
作品を読み解いていく上で、まず「主人公の気持ち」を考え、
「動き」や「表情」や「読み方」を、何度も先生と確認しました。
中々うまく表現出来なかった時は
「文章に書いてあることだけではなく、その奥を想像して」
とご指導頂き、とても勉強になりました。
今回は、会話の掛け合いもあり、より表現の幅が広がった様に思いました。
当日は、やはり緊張はしましたが、楽しく読む事が出来、嬉しく思いました。
このような素敵な機会を下さった長野先生、会場に足を運んで下さったお客様、
会場スタッフの皆様、多くの方々のお陰で無事に終える事が出来、感謝しております。
ありがとうございました。 (福山郁江)
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