「謝る」 ということ
今年だけ特別にお世話になった方には?
今年だけ特別にお世話になって、何か贈っておきたいという人の場合には、
表書きを 「御礼」 や 「感謝」 として、継続的なものでないことを暗に相手に伝えるといいでしょう。
贈った相手から 「以後はお気遣いなく」 と言われたら?
贈り続ける人への負担を気遣ってこのようにいう場合がありますが、
もらうことが負担な場合も、湾曲的にこう表現することがあります。
負担なことが感じられたら、相手の気持ちを汲んで、次回から贈るのは遠慮しましょう。
贈るのを止める方法は?
お世話になった恩義がその年で終わるものではありませんが、どうしてもやめたい場合は、
まず 「お中元」 をやめて 「お歳暮」 だけ贈り、次の年には 「お歳暮」 もやめ、
「手紙」 だけにするというように、段階を追うといいでしょう。
「仲人」 へのお歳暮はいつまで?
特別にお世話になった仲人であれば、できるだけ続けた方がいいですが、
いわゆる 「頼まれ仲人」 で、その後お付き合いがないのであれば、3年ぐらいをめどにしていいでしょう。
定年退職した 「上司」 には?
とてもお世話になった方なら続けた方がいいですが、そうでなければ頃合いを見てやめていいでしょう。
頂いた場合の返礼は?
原則としてお返しは不要ですが、はがきや手紙ですぐにお礼を伝えます。
お返しがしたい場合は、別の時期に 「御礼」 として品物を贈るか、旅のお土産などを贈るといいでしょう。
品物の金額は、贈られたものの半額程度が目安です。
頂いたものが壊れていた場合は?
贈ってくれた人の責任ではないので、先方には言わない方が無難です。
できるだけ早く、宅急便やデパートなどの発送元に連絡をして、対応してもらいましょう。
河北新報に 「お歳暮のマナー」 の記事が掲載されました!
http://www.stage-up.info/cat6/post-103.php