NEC 東北支社の 「女性セミナー」 で 講師を務めました
先日、仙台市内の中学校で 「職場体験」 に向けての 「マナー講習」 を行いました。
「職場体験」 は、4~5名の生徒がグループになって、3日間同じ事業所に通い、
実際の仕事を体験するものです。
職場は、陸上競技場や、地下鉄、図書館や児童館などの公共施設の他、
保育園や幼稚園、特別養護老人ホーム、スーパーやコンビニなど、地区内にある28の事業所。
中には、自衛隊という、普段は中々入ることのできないところもあり、
どんな職場に行くかは、生徒たちの希望も聞きながら決めるということでした。
講習会前半は 「職場体験の心構え」 や 「ビジネスマナーの重要性」 について講演。
また職場では、ただ見学するだけでなく、実際にお客様と接する仕事もあるので、
後半は 「表情」 「身だしなみ」 「立ち居振る舞い」 「挨拶」 「言葉遣い」 などの
基本的な 「マナー」 を、全員で動いたり声を出したりしながら、具体的に勉強しました。
当日は、30度を超える暑さにも関わらず、約130名の中学2年生が体育館に集合。
初めは、目を合わせると恥ずかしそうにしていた生徒たちも、
講習が進むにつれて、元気に返事をしてくれるようになり、みな積極的に参加してくれました。
気がつくと予定の50分を10分も超過。本当にあっという間の1時間でした。
生徒たちはみな明るく素直で、屈託がなく伸び伸びとしていて、イメージどおりでした。
この子供たちが、これからの日本を支えてくれると思うと、何だかワクワクしてきます。
子ども達は 「地域の宝」 です!!
だからこそ、各事業所の方たちも、生徒たちを温かく受け入れてくれるのだろうと思います。
講座終了後、先生方から、
★ 「生徒たちが、いつになくイキイキとしていた」
★ 「話が具体的で、動きもあって面白く、飽きなかった」
★ 「明日からでもすぐに使えそうなフレーズがたくさんあって、ためになった」
★ 「いつもと同じマイクなのに、言葉がはっきりしていて、わかりやすかった」
★ 「次回も是非お願いしたい」
などの感想を頂きました。
一生懸命参加して下さった生徒さん、そしてお世話頂いた先生方、ありがとうございました。
「職場体験が将来の仕事を決める大きなきっかけになった」 という話を聞いたことがあります。
見ると聞くとは大違いで、実際にやってみて初めて分かることもたくさんあるでしょう。
それぞれの職場体験が、有意義なものになりますように、心から願っています。
講習会の終わりに、大きな花束を頂きました。とても嬉しかったです。
頂いた時つぼみだった百合が、今大輪の花を咲かせています。
生徒さんたちの未来も、大きく花開きますように、心から祈っています。