朗読劇 「悪女について」 仙台公演 ダイジェスト
先頃 大田区立 洗足池図書館において、朗読会が開かれました。
朗読で味わう文学 ~ 『赤毛のアン』 と 村岡花子の世界 ~
村岡花子 (1893-1968) は、山梨県に生まれ結婚後大森に住み、
馬込文士の一人として、数々の家庭小説や絵本を訳しました。
現在放送中のNHK連続テレビ小説 『花子とアン』 は、この村岡花子がモデルで、
孫の村岡恵理さんによる評伝 『アンのゆりかご-村岡花子の生涯』 が原案になっています。
私が所属している、NPO日本朗読文化協会は、図書館での朗読活動を行っていて、
今回は、私と浅霧ひとみさんの2人で伺いました。
前半の1時間は 『赤毛のアン』 の第3章・第4章を浅霧ひとみさんが朗読。
私は 『赤毛のアン』 が、村岡花子によって翻訳されるまでの経緯を、
孫の村岡恵理さんによる評伝 『アンのゆりかご-村岡花子の生涯』 から抜粋で朗読しました。
15分間の休憩をはさんで、後半の1時間は 『赤毛のアン』 の第5章・第6章を浅霧ひとみさんが朗読。
続いて 『赤毛のアン』 が出版されるまでのいきさつと、
村岡花子の童話 『みみずの女王』 『黄金の網』 を、私が朗読しました。
当初プログラムには、童話 『みみずの女王』 は予定されていなかったのですが、
ちょうど、NHKの連続テレビ小説 『花子とアン』 で、花子が 『みみずの女王』 で
児童童話賞を受賞したシーンが放送されていたので、急遽プログラムに入れることにしました。
図書館内の会場に入ると、大きな窓の向こうが洗足池で、風にそよぐ木々の緑がさわやかで、
朗読作品によってカーテンを開閉して、場面に変化をつけました。
当日は可愛らしい小学生をはじめ、70代の妙齢のご婦人まで30数名の方が参加して下さり、
皆さんとても熱心に耳を傾けてくれました。
★ ドラマ調の浅霧さんの 「アン」 と、ナレーションベースの長野の読みの対比が面白かった。
★ 「黙読」 では味わえない 「朗読」 の臨場感が味わえた。
★ 「みみずの女王」 が、タイムリーで良かった。
など、様々な感想を頂きました。http://mbp-japan.com/miyagi/stage-up/service2/
朗読会にお越し頂きました皆様、そして洗足池図書館の皆様、ありがとうございました。
NPO日本朗読文化協会では、これからも様々な作品を朗読してまいります。
朗読会のご希望などありましたら、どうぞご遠慮なく御相談下さいませ。
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