マイベストプロ宮城

コラム

「朗読とわたし」~向田作品との出会い~ (その1)

2014年7月28日

テーマ:朗読

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私は近年、キーボード・ギター・マリンバ・チェロ・など、
様々な楽器の演奏とコラボレートした朗読会 「ライブリーディング」 や、
NPO日本朗読文化協会 主催の朗読公演などを中心に、活動しています。

朗読作品も、古典から現代小説・童話・民話・エッセイ・詩など様々ですが、
中でも私が強く魅かれるのは、向田邦子さんの作品です。


私が 「向田作品」 に出合ったのは、今から30年近く前・・・

「顔の幅だけ襖があいて、厚子が顔を出した」

小説 「かわうそ」 の一節でした。
このフレーズに出会った瞬間、このシーンが実にリアルな映像として 頭に浮かびました。
この人は、なんて 「映像的」 な文章を書くんだろう。
面白いなあ。他にどんな作品を書いているんだろう。
そんな風に興味を抱いて 「向田邦子の世界」 の扉を開けたのでした。

そしてわかったこと・・・

★ 私が強く魅かれた 「かわうそ」 が、直木賞を受賞した作品であったこと
★ 作家としてデビューする前は、テレビドラマの脚本を多く手掛けていて、
  それが 「だいこんの花」 や 「七人の孫」 「寺内貫太郎一家」 や 「時間ですよ」 など、
  いずれもオンタイムで観ていた大好きな番組であった事
★ 以前ご両親が仙台に住んでいらしたことがあり、仙台 に少なからずゆかりがあること
★ そして 直木賞受賞の翌年 飛行機事故で 51歳で亡くなってしまった事・・・

それからというもの私は 「向田邦子の世界」 から離れられなくなってしまいました。
「向田邦子の世界」 に魅せられてしまったのです。




★これまでの朗読公演リストはこちらから閲覧・ダウンロードいただけます(PDFファイル)
http://www.stage-up.info/contents/photo/readinglist.pdf

★現在担当している朗読講座は、こちらから閲覧・ダウンロードいただけます(PDFファイル)
http://www.stage-up.info/contents/photo/class.pdf

★現在担当している朗読番組は、こちらからご覧いただけます。
http://www.stage-up.info/contents/radio.php

★ステージ・アップの朗読メンバーは、こちらにアクセスを!!
http://www.stage-up.info/contents/reading-member.php

★朗読メンバーのブログも、是非ご一読ください!!
http://www.stage-up.info/contents/cat9/

この記事を書いたプロ

長野淳子

生きた言葉のプロ

長野淳子(ステージ・アップ)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ宮城
  3. 宮城のビジネス
  4. 宮城の人材育成・社員研修
  5. 長野淳子
  6. コラム一覧
  7. 「朗読とわたし」~向田作品との出会い~ (その1)

© My Best Pro