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コラム

「田崎ソムリエの賞味会での 司会エピソード」 (その1)

2014年7月18日

テーマ:司会

コラムカテゴリ:スクール・習い事

「私は美味しいものには目がなくて!!」 というと
「じゃあきっとお酒もイケる口なんでしょうね!!」 とよく言われるのですが、
実は「薄めの甘いものならほんの少し」という程度で、乾杯のビールを飲み干したことが今までありません。

「もうそれだけで、人生の半分損してる!!」 と、のん兵衛の友達によく言われますが
飲んで加減が悪くなるよりは、美味しいくお料理を頂くだけで本人は満足なのですから
傍で言うほど、損しているとは思わないのです。


そんな私が、どういう訳か、ワインのソムリエ 田崎真也さん の賞味会を引き受けてしまいました。
ホテルの総料理長の作ったお料理と、田崎さんがセレクトしたワインを楽しむという会で
200名分のチケットは、発売と同時にソウルドアウト!!お客様の関心の高さが伺えます。

お料理の試食はあっても、まさか司会者がステージの上で、ワインを飲むことは無いだろうと、
たかをくくっていた私に、ホテルの担当者から 「長野も一緒に飲むように」 というお達しがありました。

飲める口であれば、「仕事で飲めるなんて、なんと美味しい仕事!!」 と思うのでしょうが、
なにせ 「イケない口」 なのです。ましてや、ワインの 「ワ」 の字も知らないのです。
この時ばかりは、本当にどうしようと思いました。


そしてその日から賞味会までの1ヶ月 「ワイン」 との戦いが始まりました。

まず初めに、田崎さんが書いた本や 「ワイン入門」 などという本を買ってきて、ひたすら読みました。
学生時代でも、こんなに勉強したことはないだろうと思うほど、必死で勉強しました。
また田崎さんが出ている番組を録画して、田崎さんのお話などをチェックしました。

更に当日予定されているワインのリストを手に入れ、ワインの産地や年代、のみくちなど
できるだけ近いものを、ワインの専門店に行って探し、買ってきました。
象牙のワインオープナーや、ワイングラスも何種類も買って、本当にワイン!ワイン!の毎日でした。
とはいっても、私は香りを嗅いで、ちょろっと舐める程度で終わりですから
当時一番いい思いをしたのは、その後ご相伴にあづかる、ワイン好きの家族だったと思います。


そして迎えた賞味会当日

私は、大学受験に向かう受験生のような気分で、会場に入りました。
前の晩もほとんど寝ていませんでした。
手には、衣装や化粧道具の他に、ワインの資料を詰め込んだ大きな紙袋を持って行きました。
おそらく、いつになく、殺気立っているものが私にあったのだろうと思います。
会場で会う人ごとに 「長野さんどうしたの? 何だかいつもと感じが違う」 と言われたのを覚えています。


そして、ついに あのワインのソムリエ 田崎真也さんに会ったのです。

「初めまして、司会の長野です。今日は宜しくお願いします」 と型どおりのあいさつをした後
私は思い切って言いました。

長  野 「田崎さん、実は私 ワイン飲めないんです!!」
ソムリエ 「おやおや、飲めない人が司会なの? それは面白い。で 飲むとどうなるの?」
長  野 「絡みます!歌います!踊ります!」
ソムリエ 「そうか わかった!!」

あ~よかった~ やっぱりいい人だあ~ これで大丈夫だあ~ その時はそう思いました。
しかし・・・・・・



賞味会でのエピソードを、ホームページに掲載しています。 是非ご覧ください!!  
http://www.stage-up.info/contents/syoumikai.php

この記事を書いたプロ

長野淳子

生きた言葉のプロ

長野淳子(ステージ・アップ)

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