リスクマネジメントの目的①~会社を「潰さない」こと
リスクマネジメントを整えても不確実性をゼロにすることはできません。だからこそ中小企業の経営には、変化に対応できる内部統制とリスク管理の仕組みづくりが重要です。
不確実性は前提とする
経営者としてリスクマネジメントに取り組むと、「すべてのリスクを防ぎたい」と考えがちです。しかし、現実には不確実性を完全になくすことはできません。重要なのは、リスクをゼロにすることではなく、変化に対応できる体制を整えることです。これは中小企業における内部統制の基本でもあります。
急な取引停止への対応
主要な取引先から突然発注が止まることもあります。事前に代替先の検討や対応フローを決めておけば、慌てずに行動でき、経営への影響を抑えられます。
ITトラブルの発生
システム障害やデータ消失も起こり得ます。バックアップや復旧手順をあらかじめ決めておくことで、被害を最小限に抑えることができます。
クレーム対応の拡大
小さな対応ミスがきっかけで、クレームが大きくなることがあります。初動対応の手順や報告ルールを決めておくことで、現場判断に頼らず適切に対応できます。
設備トラブルによる業務停止
突然の機械故障や設備不良で業務が止まることもあります。代替手段や外注先の確保を事前に検討しておくことで、影響を最小限にできます。
リスク管理は「備えの仕組みづくり」です。日常の中で少しずつ整えることが、安心できる経営につながります。
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