リスクへの基本的な向き合い方④~「受け入れる(ある程度は仕方ないと割り切る)」
「リスクマネジメントが必要なのは分かっているが、具体的に何をすべきか分からない」と悩む経営者は少なくありません。中小企業が直面する「情報・ノウハウ不足」の壁を乗り越える方法を考えてみます。
現場で直面する「何から手をつけるべきか」の壁
日々の業務に追われる中で、リスクマネジメントのための情報を収集し、自社に最適な形に落とし込むのは容易ではありません。特に「専門的な知識を持つスタッフがいない」「適切なツールが分からない」といった状況は、多くの経営者が抱える共通の悩みです。
例えば、
•IT・セキュリティ対策:テレワークやDX化を進めたいが、情報漏洩を防ぐための具体的なルール作りや、自社に見合ったセキュリティソフトの選び方が分からない。
•法務・コンプライアンス:取引先との契約書の内容に不安があるが、身近に相談できる法務の専門家がおらず、リスクを抱えたまま判を突いている。
このように、ノウハウが不足していると「もしもの時」への備えが後回しになり、不安だけが膨らんでしまう傾向にあります。
内部統制を無理なく整えるためのヒント
中小企業において、最初からすべてを「完璧」にする必要はありません。まずは以下の方法で、安心の土台を作っていきましょう。
公的なガイドラインを活用する
各省庁や自治体が配布しているチェックリストを活用し、まずは自社の現状を可視化することから始めましょう。
外部のネットワークを頼る
社内だけで抱え込まず、商工会議所や専門家などの外部リソースを活用して知恵を借りるのも有効な手段です。
一歩ずつ情報を集め、自社に合った仕組みを作ることが、強い組織作りへの確かな第一歩となります。
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