年金加入の考え方（厚生年金と国民年金）

2011年7月1日公開 / 2014年7月3日更新

テーマ：ねんきん

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：厚生年金　加入条件、退職　手続き

　会社勤めをしている人（＝厚生年金）が6月30日（木）に退職したら、6月の年金は厚生年金です。

　6月29日（水）に退職し、次の就職先が決まっていない、もしくは7月1日（金）または4日（月）から新しい会社に、という場合は6月の年金は国民年金です。

　30日間ある6月で、29日間が厚生年金だったのになぜ国民年金？？
　それは末日の状況で判断されるからです。

　退職日が1日でも10日でも20日でも29日でも、6月は30日の退職でなければ厚生年金ではありません。曜日も関係ありません。

　6月では、30日以外（29日以前）に退職し7月から次の会社に就職する場合、必ず6月一ヶ月分の国民年金保険料の納付書が自宅に届くのでぜひ確認ください。このタイミングで引越とか結婚とかが重なったりすると納付書が届かないケースもあるようです。ご注意を。

　このあたりの情報を退職時にきちんと説明してくれる会社とそうでない会社があります。この違いは会社の良し悪しではなく、担当者に年金知識があるかどうかということも影響してきます。

　この考え方は、「ねんきん定期便」等でチェックできる過去の年金記録を確認する際にも役立ちます。ぜひ一度。

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