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某新聞の記事からの受け売りで申し訳ないのですが,アメリカでは,DNAを登録する機関があり,そこに警察などの捜査機関がDNA情報を照会して,犯人検挙に至っている例が増えているそうです。
その記事を見て,「誰が好き好んで,DNA情報を登録するのだろう。」と不審に思ったのですが,その記事によると次の理由等で登録されるそうです。
・そもそも,移民の国であるアメリカでは,自身の出自を明らかにするために,DNAにより,どこの国が出自であるのか調査する人が多い。
・養子が多いアメリカでは,実の親を探すためにDNAを登録し,適合する人を探したいという希望が多い。
・また,犯罪者を父に持つ子が,父が犯した罪が他にないか,ハッキリさせてほしいと思って,自身のDNAを登録する例もある。
そして,DNAの検査については,近時,低額化してきて,親子鑑定レベルの簡易なものだと,1万円程度でできるそうです。
さらに,その検査を両親に対するプレゼントとして,行う子もおられるそうです。
広大な土地を持ち,移民文化のアメリカ特有の事情によるものという気もしますが,映画の世界そのものという感を持ち,大変驚きました。