DNA捜査の進展~アメリカの実情~

笠中晴司

笠中晴司

テーマ:時事ネタ「それ以外」

某新聞の記事からの受け売りで申し訳ないのですが,アメリカでは,DNAを登録する機関があり,そこに警察などの捜査機関がDNA情報を照会して,犯人検挙に至っている例が増えているそうです。

その記事を見て,「誰が好き好んで,DNA情報を登録するのだろう。」と不審に思ったのですが,その記事によると次の理由等で登録されるそうです。

・そもそも,移民の国であるアメリカでは,自身の出自を明らかにするために,DNAにより,どこの国が出自であるのか調査する人が多い。

・養子が多いアメリカでは,実の親を探すためにDNAを登録し,適合する人を探したいという希望が多い。

・また,犯罪者を父に持つ子が,父が犯した罪が他にないか,ハッキリさせてほしいと思って,自身のDNAを登録する例もある。

そして,DNAの検査については,近時,低額化してきて,親子鑑定レベルの簡易なものだと,1万円程度でできるそうです。

さらに,その検査を両親に対するプレゼントとして,行う子もおられるそうです。

広大な土地を持ち,移民文化のアメリカ特有の事情によるものという気もしますが,映画の世界そのものという感を持ち,大変驚きました。

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笠中晴司
専門家

笠中晴司(弁護士)

丹波橋法律事務所

大学卒業後,民間企業(地元銀行)で10年間勤務。その後,志をもって弁護士を目指し,弁護士になってから丸17年の経験を積みました。経験に基づく,バランス感覚は,他の弁護士より優れていると自負しています。

笠中晴司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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