福岡タクシー暴走事故

笠中晴司

笠中晴司

テーマ:時事ネタ「交通事故」

マスコミ報道のみしか知りませんが,福岡で病院にタクシーが突っ込んだ事故で,不幸にも3名の方がお亡くなりになっています。

被害に遭われた方には,「お悔み申し上げます」という言葉しかありません。

事故の状況についてのマスコミ報道によると,まさに「暴走」ともいうべき状態で,かなりのスピードで突っ込んだとのことです。
私も,テレビで病院ロビーに突っ込んだ状態の車の様子も見ましたが,「いったいどのように走行したら,こうなるの?」という疑問しか浮かばないような状態でした。

運転していたタクシー運転手さんについての報道もされていますが,きちんと車の整備などもされていて,人間的にも特に変わったところもない方ということのようです。

また,事故直前の様子の説明としては,「ブレーキ操作などに気をとられてパニックになり,前を見ていなかった」というような表現もあるようです。

「『パニック』を起こした。」とか,さらに極端な話,「『パニック』状態だったので,事故当時の記憶がない」という話は,私が担当する事件等でも,実は,結構あります。

「人間はそんな不確かな存在である」と言ってしまえば,その通りだと思う部分もありますが,そんな人間に操作されて,時速50キロを超える重さ1トン超の物体(自動車)が行き来している。

考えてみれば,恐ろしいとも言えますね。

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笠中晴司
専門家

笠中晴司(弁護士)

丹波橋法律事務所

大学卒業後,民間企業(地元銀行)で10年間勤務。その後,志をもって弁護士を目指し,弁護士になってから丸17年の経験を積みました。経験に基づく,バランス感覚は,他の弁護士より優れていると自負しています。

笠中晴司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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