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コラム
ベランダリフォーム:まずは床の素材決めと壁の有効活用を
2015年12月12日
ベランダのメンテナンスはお早めに
住まいをより快適にするためのリフォームは室内ばかりではありません。
ベランダは建物に外接して張り出た屋根つきのスペースです。屋根のない場合はバルコニーと呼びます。
ベランダはエアコンの室外機を置いたり、物干し場として利用したり、また景色を楽しんだり、多目的に使えるスペースです。しかし、建物の外側に面し、風雨にさらされる環境ですので、ひび割れや剥がれなどが発生しやすい場所でもあります。
床面は通常防水加工を施していますが、効果が切れてしまうと、雨水が下地に侵入し、雨漏りをする場合があります。雨漏りによって内部が腐食すると、ベランダとつながる家にも悪影響を及ぼしますので、定期的に床をチェックし、早めのメンテナンスを心がけましょう。
また木製のベランダは数年ごとの塗装が必要で、鉄製の場合は錆び止めのメンテナンスが必要です。
床材にこだわると居心地の良い空間に
ベランダを上手に活用すると、暮らしにうるおいを与える生活空間となります。
最近人気があるのが、床にタイルを張るリフォームで、殺風景なベランダがとても快適な、もうひとつのリビングへと生まれ変わります。
ベランダの床材は、塩化ビニール、アルミ、木粉を配合した樹脂などですが、この表面にタイルやデッキを張ると、居心地のいい空間になります。
床タイルはバリエーションが豊富で、好みの色やデザインを選ぶことができます。天然木をタイル状に加工したウッドタイルは、コンクリートにはないあたたかみがあり、素足で歩いても気持ちがいいものです。
またジョイント式のデッキパネルならDIYでの施工も可能です。デザインだけではなく、滑りやすさやメンテナンス性も確認してから選ぶことをおすすめします。
収納スペースとしても活用可能
また、ベランダは収納スペースとしても活用することができます。ベランダ用の収納ボックスは大きいものから小さいものまで多彩に販売されています。
掃除用具やガーデニング用品をしまっておくのに便利です。ゴミの仮置きなども、木製のボックスなどを利用するとスッキリとオシャレに見えます。
植物を棚に飾ったり、温室をつくったりするのも楽しいものですね。また、ベランダで喫煙される方もいらっしゃると思いますが、ベンチの下が収納になっている商品もあり、壁際のデッドスペースを利用して設置するのも良いのではないでしょうか。
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