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コラム
お風呂のリフォーム:バスタブ・種類の選び方
2015年12月9日
快適なバスルームでくつろぎのひととき
お風呂に何を求めるかは人それぞれですが、せっかくリフォームをするのですから、単に入浴をするだけでなく、1日の疲れを癒し、リフレッシュできる快適な空間に生まれ変わらせたいものですね。乾きやすさ、掃除のしやすさなどとともに、デザインや素材にもこだわったリフォームをしましょう。
浴室はシステムバスを使用するか、在来工法で造作するかによって大きく変わります。現在の主流になっているシステムバスは、既成の部材を組み立てるので工期が短く、部材同士がしっかりジョイントされるので防水性に優れています。昔ながらの在来工法は、現場で浴室をつくるので、それぞれのお家の形状やスペースに合わせるなど、自由な形、デザインを取り入れることができます。
バスタブの素材と特徴
浴槽に使われる素材で一般的なものは、ホーロー、ステンレス、人工大理石、FRP、タイル、ヒノキなどがあります。
ホーローは、鋼板ホーローと鋳物ホーローがあり、滑らかな肌触りと優れた保湿性が特徴。丈夫でカビや汚れにも強く掃除も簡単です。しかし表面がガラス質なので、破損すると本体が錆びる恐れがあります。
ステンレスは傷や錆びには強い素材で、汚れにくく耐久性も優れています。金属製ですが、ホーローに比べると軽くて、価格もリーズナブルです。
FRPは樹脂系の素材です。システムバスによく使われ、保湿性が高く、多彩な色が揃っています。
人工大理石は、大理石風に作られた樹脂素材です。高級感があり肌触りが良く、システムバスではFRPと並んで人気があります。
ヒノキの浴槽は、独特の香りや保湿性に人気があります。耐久性などについて多少の不安があったのですが、腐食防止技術の向上で、ご家庭でも取り入れやすくなりました。
タイル、石張りはデザイン重視の浴室に適していますが、滑りやすく、耐久性が低いというのがデメリットと言えるでしょう。
掃除のしやすさやバリアフリーも考慮にいれて
浴槽や床、壁材は、掃除のしやすさも考慮して選びましょう。
最近は汚れ防止、抗菌、乾きやすい素材など、多彩な機能を持つ仕上げ材が提案されています。
またリフォームの機会にバリアフリー対策を取られるのもおすすめです。滑りにくい床材、出入り口の段差がないもの、プッシュ水栓なども便利です。ヒートテック対策として暖房を設置すると、寒い季節でも快適に入浴が楽しめます。
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