Mybestpro Members

森田祐司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

6ステップで策定!中小企業の「経営理念」

森田祐司

森田祐司

テーマ:経営理念


経営理念は新しく発明するものではなく、すでに自社の中にある価値を発見し言語化する作業です。
ステップ1:過去を棚卸しする
・創業者は何を志して会社を起こしたのか
・これまで会社が大切にしてきたことは何か
・お客様や地域から、自社はどのように見られ、何を期待されてきたのか
・自分(経営者)自身が、なぜこの仕事を続けているのか

ステップ2:現在を直視する(現状認識)
・自社の強み・弱みは何か
・顧客は誰で、何を価値として買ってくれているのか
・競合と比べて、自社の独自性はどこにあるのか
・社員はどう感じて働いているのか
・業界・市場・技術・社会はどう変化しているのか

ステップ3:未来を構想する(ありたい姿の描写)
・3年後、5年後、10年後、自社はどうありたいか
・どんな顧客に、どんな価値を、どのように届けている会社でありたいか
・社員はどんな表情で働いている会社でありたいか
・地域社会の中でどのような存在でありたいか

ステップ4:言葉にする(理念と戦略の言語化)
・使命(ミッション):何のために存在するのか
・将来像(ビジョン):どこへ向かうのか
・価値観(バリュー):何を大切にするのか

ステップ5:共有する(浸透のプロセス)
・全社員に対して経営者自身の言葉で語る
・なぜこの理念・戦略に至ったか、背景とストーリーを伝える
・朝礼、会議、評価、採用などあらゆる場面で繰り返し使う
・社員からの質問や違和感を歓迎し、対話を続ける

ステップ6:実践し、見直す(運用と進化)
・重要な判断の場面で、理念・戦略に照らして決定する
・評価・表彰の基準として活用する
・半年~1年に一度、見直しの場を設ける
・環境変化や自社の成長に応じて、柔軟に進化させる

「経営理念や戦略は、会社の魂であり、自分の言葉でつくりたい」と考えられると思います。理念や戦略は経営者自身の覚悟と価値観の表現であり、他人につくってもらうものではないという認識は、まったく正しいと言えます。

しかし一方で、自分一人だけで考え抜くことには限界もあり、第三者との対話を経ることで、理念と戦略の質は飛躍的に高まります。経営者の主体性を損なうことなく、第三者の意見を聞くことも、経営理念を策定する際には非常に有効です。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

森田祐司
専門家

森田祐司(人材開発・組織活性化専門コンサルタント)

株式会社キャリアリーダーシップラボ

経営課題の解決と人材育成の知見を有し、人と企業の成長を促す多彩なプログラムで実践的な研修を実施。ビジネスススキルの習得やチーム力強化のほか、企業ごとの人材開発戦略を構築するコンサルティングも

森田祐司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

人と企業の潜在能力を開花させる人材育成のプロ

森田祐司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼