キャッシュフローの判断基準②
新規客数を増やすことで売上を増やし利益を増やすことは、1つのアプローチでしかありません。
売上は「客数×客単価×購入頻度」で構成されています。客数を増やすのはその1つです。それ以外に客単価を上げること、購入頻度を高めることがあります。さらにそれぞれを細分化すると、
客数を増やす⇒紹介、広告、セミナー無料レポート、アフィリエイト、脱落予防など
単価を上げる⇒値上げ、アップセル、クロスセル、セット販売、まとめ売りなど
購入頻度を高める⇒会員制度化、回数券販売、特典付きの事前予約受付など
客数を増やすには新規客を増やすこととともに、既存客の脱落を予防することもあります。さらに、客単価を上げることや購入頻度を高めるために何かできることはないでしょうか?
また、費用を減らすことも利益を増やすことにつながります。変動費を削減するために商品などの仕入を工夫できることもあります。たとえば、外部委託先との価格条件がこれまで何年も同じであれば、現状で割高になっていないでしょうか?
さらに、通信費の見直しや事務所の家賃交渉など、固定費を削減するために工夫できることもあります。