頑張りすぎて、疲れている人へ
信頼している状態と
信頼していない状態とでは
相手への言葉も態度が違うので
コミュニケーションの行方も違ってきますね。
信頼があると
行き違いがあっても
関係回復は簡単ですが、
信頼がないと
関係回復は時間がかかったり難しくなります。
ご存じの方も多いと思いますが
コミュニケーションにおいて
信頼関係を構築する
「ペーシング」というものがあります。
意識だけではなくて
身体もきちんと相手と向き合い
顔を見て、
うなずいたり、
あいづちをうったりし、
会話をすすめていきます。
例えば
相手がゆっくりと話しているなら
こちらもゆっくりと話し
相手が笑顔で話すなら
こちらも笑顔で話す
そして相手が話したことを
「きちんと聞いていますよ！」という意味で
オウム返しする。
このようなことをペーシングと言います。
※これらの行動をする上で
大切なポイントは、スキルだけではなく
心も相手に向けていくことです。
このペーシング
仕事上（利害関係上）は
きっちりとできていても
意外とできてないのが
心理的な距離が近い
「家族」や「友人」です。
すでに信頼があると過信していることが
大切な人との関係破綻を起こすことがあります。
子は、親が話を聞いてくれない
妻（夫）は、夫（妻）は話を聞いてくれない
と、拒絶されているとなるのです。
家族だから
友人だから
分かってくれるはず。
だからそんなものは必要ない、と
思う人もいると思いますが
家族だからこそ
友人だからこそ
ペーシングをし続け、
信頼関係を深めていくことが必要です。
信頼を貯金していくような感覚です。
この貯金があれば
いざという時に
大切な家族とあなたとの関係性を
守ってくれます。
あなたは
家族が家に帰ってきたら
目も合わさず
相手の顔を見ずに
「おかえりー」とか
「ただいまー」とか、言ってないでしょうか？
テレビを視ながら、
スマホを触りながら、
相手の話を聞いてないでしょうか？
忙しさを理由に
子供が話しかけても
子供と向き合わず、
～しながら料理や洗濯をしてないですか？
相手に
「あなたを大切にしていない」
「あなたより大切なことがある」と
メッセージを送っていることになります。
家族関係、友人関係の悩みは多いです。
あなたがもし
家族や友人との悩みがあったり
もっと家族との距離を縮めたいと願うのなら
心も身体も向き合う、コミュニケーションをして
信頼を貯めていくようにしましょう。
そうするといざという時
信頼が、関係回復を助けてくれるでしょう。
