本当は傷つきやすいと思っている人へ
面倒だなあ、と思うことってありますよね。
たとえば掃除、雑用、勉強、仕事……
「やった方がいい」と分かっているのに、つい先延ばししてしまう…
そんな経験、誰にでもあると思います。
代わりにゲームをしたり、ドラマを観たり、ぼーっとスマホを眺めたり。
気づけば、あっという間に時間が過ぎてしまう――
そんな日もあるのではないでしょうか。
でも、「やった方がいいこと」を後回しにすると、
未来の自分が結局困ることになります。
まずは、自分が後回しにしていることを紙に書き出してみましょう。
頭の中でモヤモヤしていたものが明確になり、
何をやるべきかがはっきりしてきます。
ここでおすすめしたいのが、『7つの習慣』にも登場する
「緊急度と重要度のマトリクス」です。
タスクを整理するのにとても役立ちます。
(ネットで検索すればすぐに出てきますよ)
そして、面倒なことを始めるためのもうひとつのヒントが「作業興奮」です。
これは、心理学者クレペリンが提唱したもので、
「とりあえず始めると、意外とそのまま続けられる」という法則です。
「影響を受けやすいものを見えないところに隠すこと」も
おすすめです。
人は、目にしたものに自然と引っ張られる性質があります。
たとえば…
:テレビを見てしまうなら、リモコンをしまっておく
:スマホをいじってしまうなら、引き出しに入れておく
見えなければ、意外と手が伸びなくなるものです。
環境を少し工夫するだけで、行動は変わっていきます。
面倒なことを乗り越えるには、大きな意志よりも
小さな工夫と、ちょっとしたスタートの一歩が
大切かもしれません。



