コミュニケーションを円滑にするために
あなたと全く違う生き方をしている人と出会うと
2通りの反応が起こります。
この2つの反応は、あなたの状態や場の状況によって変わりますが
1つは、憧れ、
そして、もう1つは怒りや非難を伴う「嫌悪感」です。
1つ目の憧れは、あなたの成長を促進させます。
全く違う生き方をしている人と出会うことで
新鮮な感覚を得ることができ
価値観や世界観が変化して考え方や視野が広がっていきます。
そして、2つ目の嫌悪感は、
人間関係に悪影響を与え、あなたに強いストレスを与えます。
自分と違う考え方、生き方をしていることに理解ができず
自分の「常識」=他人の「常識」が同じでない場合、
自分は正しい、相手は間違っているという考えになることがあります。
あの人は、「~すべき」「~すべきではない」という状態です。
例えば、あなたが「わがままは言ってはいけない」と
自分の気持ちを抑えつけているとします。
そこで、「言いたいこと」を言っている人がいたら、
「わがままだ」とか、「非常識」とジャッジし怒りになるのです。
抑えつけている感情は、自分に対して「禁止」していることでもありますので、
その「禁止」を誰かがしているとなると許せなくなるのです。
相手の考えをコントロールすることはできず、
また、相手もあなたの考え方をコントロールすることはできません。
コントロールできないことに意識を向けてしまうことは
大変なストレスになってしまいます。
もし、そんな状況になり、
非難や怒りがでそうになったことに気づいたら
すぐに反応するのをやめましょう。
間を取り
時間を取り
距離を取るように心がけていきましょう。
少しずつ、客観視することができるようになっていきます。