辛い渦中にいるときに考えるべきこと
「不安なのは、自信がないから」
そう思ってしまう人も少なくありませんが
別のものなんです。
私たちが「不安」を感じるのは、
その場に“安全”が確保されていないから、です。
たとえば、新しい仕事、新しい場所、人間関係──
経験のないことに対して
不安になるのは、ごく自然なことです。
それは「自分に自信がないから」ではなく、
心が“危険がないか”を確認しているだけ…
不安は「自分を守ろうとするサイン」です。
たとえば、新しい職場で緊張して
「自信がありません」と感じたとします。
でもそれは、失敗を恐れていたり、
うまくできるかまだ見えないだけですよね
“未知”に対する警戒心であって、
あなた自身の価値とは関係ありません。
過去に失敗して注意されたり、
恥ずかしい思いをしたことがあると、
「もう二度とあんな思いはしたくない」と思いますよね。
すると、「こうしちゃダメ」
「ああしないようにしよう」と、
慎重になっていきます。
これも、心のごく自然な防御反応のひとつです。
でも、そんなときに
「自分はダメなんだ」
「どうせまた失敗する」と
自信のなさと結びつけてしまうと、
余計にストレスになり委縮してしまいます
不安を感じているから、自信がない、ではない。
ただ“慎重に自分を守ろうとしているだけ”
この視点を持つだけでも、
自己否定感が和らぎます。
不安は、悪者ではなく、
あなたの味方でもあるのです。
おぼえておきたいですよね



