頑張っても「運が悪い」
友人関係、家族関係で不和を避けるため
自分の気持ちより相手を優先して考える人の多いと思います。
相手を思いやるという気持ちもありながら
相手に迎合してしまうということもあると思います。
機嫌を損ねないように
ビクビクしたり
オドオドしたり
このような状態が続くと当然ストレスがかかってきます。
そして、このあなたの状態は
すでに相手に伝わっていることがあるのです。
そして返って相手を不快にすることもあるのです。
これは、1996年にイタリアの神経科学者ジャコモ・リッツォラッティらによって発見された
脳の「ミラーニューロン」の働きです。
こんな経験はないですか?
誰かが、あなたがいる空間に入ってくるだけで
急に場が変化する経験。
和む場合もあれば、逆に場が冷たくなる経験もあるでしょう。
脳が捉えた、その人に対する「状態」は、あなたを含め、
周りの人にも伝わっていくのです。
友達が泣いていたら、もらい泣きしてしまった、という人もいるでしょう。
これらもミラー・ニューロンの働きによると考えられています。
自分の脳の状態が相手に伝わるということなのです。
あなた自身と周りの人にも良い影響を与えたいと思うなら
日常過ごす場で「楽しさ」「安心」「落ち着き」や「感謝」を
脳が感じておくことが大切になるのです。