住宅購入・住宅ローンを迷っている方へ?
エンゲル係数をご存じの方は多いと思います。
以前は結構聞いたと思いますが、最近はあまり聞かなくなりました。
エンゲル係数は『消費支出に占める食費の割合』です。
そのエンゲル係数が最近急に上がって来ています。
具体的な内容は、
①日本のエンゲル係数はG7で首位 (表1)
②「庶民の味」ほど上昇は大きくなっている。 (表2)
③家事の時短で総菜などの中食比率が高まっている。 (表3)
(図1)
(図2)
(図3)
これは、身近な食材が値上がりし、家計の負担が重くなっている結果です。
実質賃金が伸び悩んでいるなかで仕事と家事の両立に課題を抱える共稼ぎ世帯は、割高な総菜など中食への依存が強まっていると思います。
支出に占める食費の割合が高くなりやすい高齢者の急増も係数急伸の背景のようです。
係数の上昇は生活レベルの低下を示唆することを直視する必要性があります。
では、どうすればいいか?
①実質賃金の継続的な上昇 。たとえば、副業、アルバイト、時短など
②生産性向上により時間的な余裕を得て、中食を減らす。
③家計の見直しによりムダを減らす。
④資産運用で物価上昇に負けない運用
ファイナンシャル・プランナーは皆さんの味方です。
以上