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上半身は暑いの下半身は冷える 冷えのぼせ

佐藤宣幸

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テーマ:中医学で見る漢方薬あれこれ

冷えのぼせ

上半身は暑いのに下半身は寒い


寒くなってくると冷え性の相談が増えて来ます。

それと同時に多くなるのが冷えのぼせです。

胸から上あたりは熱感がありのぼせるのに腰から下は冷えるといった症状です。

手足が冷えるのに上半身に熱っぽさがあるのタイプの末端冷え性なども同様です。

更年期障害のホットフラッシュなどの似ていますが冷えのぼせは男女や年齢に関係なく起こる症状です。

原因は自律神経失調症によるものとされますが、中医学では気血循環の乱れから起こると考えます。

上熱下寒とも言われますが上半身に気血が溜まり、下半身や手足などの末端は気血不足になる気血の偏在状態です。

この気血の偏在により気血が集中する上半身は熱感があり、気血が不足する下半身は冷えるのです。

原因は気血の循環障害によるものですが、大きく3つあります。

・気血不足による循環障害

・ストレスなどによる循環障害

・瘀血による循環障害


この原因は2つや3つ全てにあてはまる方もいます。

気血が潤沢にあり、しっかりと流れていると気血の偏在はなく寒熱の偏りもありません。

冷えのぼせがある方は気血循環の見直しをすることが必要となります。

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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