御守り薬
《脳を酷使したら脳がオーバーヒート!》
※もうすぐ『盛夏』、熱は上に昇り脳の働きを低下させます=自動車ならば『オーバーヒート』。
《こんな時にも『予防』と『治療』に役立つのが『動物性生薬』》
《①=『羚羊角』》・・羚羊という羊の角先
※効能効果・・出典=漢薬の臨床応用(昭和54年発行)=『清熱解毒』、『平肝熄風』
☆臨床応用・・高熱、意識障害、痙攣に対する主薬
*熱性痙攣(特に感染性疾患時) *緑内障の時の眼痛
《②=牛黄》・・牛の胆石(人や豚の胆石ではダメ、牛のみ)
※効能効果・・出典=漢薬の臨床応用(昭和54年発行)=『開竅化痰』、『清熱解毒』、『定驚』
☆臨床応用・・鎮静、強心、造血
*感染性疾患時に発熱、意識障害、痙攣発作
《③=麝香》・・ジャコウ鹿(雄)のフェロモン(超高貴・稀少薬)
※効能効果・・出典=漢薬の臨床応用(昭和54年発行)=『芳香開竅』・『活血』・『催生(陣痛促進)』
☆臨床応用・・発熱時の意識障害、痙攣発作、脳卒中
《脳のオーバーヒートを改善する『動物性生薬配合漢方薬』》
《受験生には『忘憂歓』との併用が大人気、毎年夏以降になると受験生のママさん達が『口コミ情報』で!》
※漢方薬=『能活精』
※黄門様の印籠のように常時『携帯したい』漢方丸薬です。
※元々は韓国で有名になった伝統漢方薬、未だに韓国の時代劇や現代劇に頻繁に登場する『金の玉』です。
今から数十年前・・・、前の韓国大統領だった朴槿恵さんのパパが大統領の時代に牛黄清心元の製造工場での研修に参加した時に工場長の方から私の国では親の葬儀の時に「最後には『金の玉=牛黄清心元(『丸』ではなく必ず『元』)を飲ましたか』と訊かれて「イヤ、飲ませなかった」と言えば親戚中から以後、相手にされないと聞かされました。
又、彼からは「世が世がならば私のような平民は飲めない高貴薬だった」とも。
当薬局の先代がある歳以降になると白衣のポケットに常時、『牛黄清心元』を持っていましたが、自分がその歳になると同様に常時、ポットには『牛黄清心元』を持っており、必要な時には適量を囓って食べています。
本当に『印籠薬』なのです、このために『牛黄清心元』の容器は『密閉容器』なのです。
☆追記
韓国での『牛黄清心元』は『自律神経改善薬』としての方が有名ですが日本では『高血圧に伴う』とう条文が翳されています。
でも実際は自律神経失調症気味な方々にも繁用されています。
《『起死回生の妙薬』として古より今に伝承されている漢方丸薬》
※『牛黄清心元』はお買い求めの時に『1/4丸に切って』と申し出られたら、爺様薬剤師が専用器具で丁寧に分割させていただきます。
この器具は先代の形見、最近は当薬局の若い薬剤師達も時に活用しています。
※漢方薬=『牛黄清心元』
《心臓の『オーバーヒート対策』には『蟾酥』が必要》
※脳に関しては、これらの『動物性生薬』を活用しますが『心臓』には格別の『動物性生薬』が必要です。
※『蟾酥(センソ)』
☆蟾酥については他のコラムを参考にして下さい、モチロン上記の漢方薬と併用できます。