陳皮とは
《早くも花粉症発生》
※今年も早々と『花粉症』の方が来局、開口一番「まだイケルと思っていたら今朝の風でダメ」と。
次の言葉「チャンと漢方薬飲んでいたらヨカッタのに油断した」と。
☆この方の体調
*40歳
若い時から『鼻炎カプセル』・『花粉症用の処方せん薬』を常用、加齢と共に耐性ができたようで効きが低下し当薬局へ。
*女性 小太り 仕事バリバリ
*基礎体温=36℃を維持出来ていない
*体重変化が大きい
*冷え症
*アレルギー体質
《治療の基本方剤》
《冠元顆粒》
※活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)に役立つ漢方薬
《衛益顆粒》
※皮膚と粘膜を護ってくれる『衛気』を強くする漢方薬『玉屏風散』の日本版。
☆『衛気』とはナニ?
※緑の部分が衛気と言う『鎧=バリア』です。
『玉屏風散』、日本では『衛益顆粒』と言う名前で漢方専門薬局で薬剤師が推奨している漢方薬です。
《紅沙棘》
※沙棘と言う生薬の実から抽出したエキスをカプセルにしています。
☆成分の『沙棘オイル』で確認されている作用の一部(紅沙棘の効能効果ではありません)。
*粘膜修復作用 *抗アレルギー作用 *抗酸化作用 *眼精疲労回復作用 *免疫力向上作用
*口内炎(沙棘オイルを直接塗布します、この時には先にサメミロンエースを使用します) *利肺止咳作用
《花粉症発作時に、併用できる漢方薬》
《冷えに負けている方》
☆小青龍湯 ☆苓甘姜味辛夏仁湯 ☆麻黄附子細辛湯 ☆桂枝湯
《熱に偏っている方》
☆鼻淵丸
※漢方薬の運用は『臨機応変』が基本。
☆当薬局の薬剤師陣に御自身に最適な漢方薬をお訊き下さい(要予約)。