《目薬ダラダラ使用してもスッキリしない時は?》
《失明する危険性アリ→緑内障》
当薬局に『緑内障治療点眼薬が記入された「処方せん」』を定期的に持参されている方がいらっしゃいます。
ネットにはこんな文章が載っていました。
『緑内障の点眼薬のほとんどは、一生使わなくてはならない場合があります。
使用する点眼薬にもよりますが1ヶ月約5,000円も掛かりますので、10年だと約60万円と高額になります。
しかし、30歳から緑内障を患っている方もいますので、治していくとなると、20年だけでも、120万円ほどの高額な費用が掛かります。
中には手術を行う方もいますが手術は、一度行ったとしても、再度緑内障を発症しやすく、あまり意味はありません。』
確かに『緑内障』に処方されている点眼薬は高価ですね。
一部の点眼薬には点眼したら眼の周囲を洗っていないと皮膚が黒くなっていく作用があるのに、高齢の方には無理なのか実践できていない方が時にあり一目でわかります。
《緑内障にも漢方が効く》
漢方的に『緑内障』を治療するときは
☆活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)
☆補腎
☆脂質代謝促進
これを基本とします。
☆活血化瘀
まずは植物性生薬ではなく動物性生薬をお薦めします。
活血化瘀に役立つ動物性生薬と言えば『䗪蟲(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻(アブ)・蚯蚓(ミミズ)』があります。
当薬局では
*水蛭(ヒル)エキスと*蚯蚓(ミミズ)エキスを一人一人の体質と状態によって使い分けています。
☆補腎
補腎作用のある漢方薬で『食べる目薬』と呼ばれ、眼の病気に確かなエビデンス(evidence)=確証のあるのが『杞菊地黄丸』です。
《これが杞菊地黄丸》
一番のお薦めは『生薬エキス』を『蜂蜜』で練り込んで『丸薬』にしたタイプの『杞菊地黄丸』です。
どうしても『丸薬』が食べにくいと言う方には『顆粒タイプ』も用意しています。
貧血・冷え性などがある方には『婦宝当帰膠』の「お湯割り」に同時に溶かして飲んで下さい。
☆脂質代謝
『中性脂肪』が高い方、肥満傾向の方には『三爽茶』を空腹時に「お湯割り」で飲まれることを推奨しています。
詳しくは当薬局の薬剤師達にお訊きください。