コラム
低体温になっていませんか?
2016年10月7日 公開 / 2021年2月26日更新
《本格的な秋に備えて》
旧暦の『重陽の節句』が過ぎると本格的な秋となります。
基礎体温が36℃以下の方は『低体温』に要注意。
低体温には様々な原因がありますが、一番は『陽虚』です。
※陽虚ってナニ?
《命のロウソク》
これが『命のロウソク』です。
『陽虚』の方は『命の炎』が小さいのです。
この『命の炎』を元気にするのが植物性生薬ですと『炮附子』ですね。
一般的な『加工附子』よりは当薬局では『炮附子』を推奨しています。
例えば『八味地黄丸』の多くは『加工附子』ですが中には古典通りに『炮附子』を使用しているのがあります。
又、医療保険運用ですと『ウチダ八味丸M(丸剤)』は『炮附子』を使用しています。
詳しくは当薬局の薬剤師達にお訊き下さい。
動物性生薬で『命の炎』を元気にするのが
☆鹿茸(鹿の幼角)
☆海狗腎(オットセイの雄性器)
☆狗腎(広州赤犬の雄性器)
時に『ステロイド剤』などで『命の炎』が大きく燃え上がりすぎたらロウソクのロウが早く消耗します。
これが『隠虚』です。
ロウが少ないと早く『燃え尽きます』。
こんな時に『隠虚』を改善、つまりロウソクのロウを補うのが『補陰剤』です。
漢方薬ですと『六味地黄丸』が基本です。
お薦めは
☆瀉火補腎丸
☆杞菊地黄丸
☆天王補心丹
など。
※補陰剤でシャープな効果を期待するのであればナント言っても『動物性生薬』です。
補陰作用のある動物性生薬には
☆亀
☆鼈(スッポン)
日本では健康食品として漢方薬局で販売しています。
これも当薬局の薬剤師達にお訊きください。
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